タレントの鈴木紗理奈が2月2日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、俳優の東出昌大による不貞愛を擁護しているお笑いタレントのカンニング竹山について言及した。
番組では、東出と女優の唐田えりかの不貞関係について、怒りの声を上げるコメンテーターと、竹山を筆頭に「他人の家のことは黙っているべき」とのスタンスを保つコメンテーターとで分かれている現状を取り上げ、紗理奈は竹山が擁護派に回る真意について「タレントとしてバランスを取るために言っていると思う」とコメントし、敢えて擁護の声も含ませている可能性を指摘。
しかし、一方で「竹山さんも浮気してんのちゃうかな?」とも述べ、「男(のコメンテーター)ばっかりなんですよ。これをバランス取ろうとして(擁護するのは)」と主に男性が不貞報道に対して穏健ムードであることに疑問を呈すると、「自分に火の粉が飛んできた時に、(不貞をしたタレントに)結構言ってたらブーメランが…っていうのもあるんちゃうかな」と男性タレントの心情を推察している。
「たしかに東出の不貞に関するニュースには、ネットでも女性と思しきユーザーの糾弾コメントが目立ち、芸能界に限らず、一般社会においても女性と男性の間には報道への熱量に差があるのかもしれません。他にも東出と過去に仕事をしたり、プライベートで親密な関係性だったりと、様々な理由はあるのでしょうが、紗理奈が指摘するように、浮気を絶対的な悪だと断言することができない男性タレント特有の事情も存在する可能性は否定できません。ネットでも紗理奈の指摘に対して『そう思えるわな、実際。擁護してる人たちは皆現在進行形なんじゃないの?と思う』『不貞問題じゃない場合は加害者を断罪するくせに、不貞になると急に弱腰になるのって分かりやすいですよね』と共感の声が多数出ています。現に、不貞をすっぱ抜かれた過去を持つ竹山が擁護派に回っていることが、より一層の疑念を生んでいると言えるでしょう」(テレビ誌ライター)
もちろん、ワイドショーにおけるバランスを考慮し、“渋々”擁護のコメントを出している可能性もゼロではないが、今後不貞タレントやその騒動に言及する際は、相応の覚悟をもって言葉を選ぶ必要がありそうだ。
(木村慎吾)