社会学者の古市憲寿が1月29日放送の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演し、タレントの指原莉乃と息の合った応酬を繰り広げている。
番組には猫を愛するタレントが集結し、昨年10月に同番組内でマンチカンの子猫を購入している古市も立派な愛猫家の一人として出演。過去には恋人同士のキスを「唾液の交換」だと表現したこともあるほどの潔癖性だが、「人間は嫌だけど、猫なら大丈夫」と語り、愛猫との口づけには抵抗がないという。
そこで、MCのお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基から“猫とのキス”と、“指原とのキス”ではどちらを選ぶかと問われ、「絶対猫です」と即答。突如として“猫以下”の烙印を押されてしまった格好の指原もすかさず「あのね…私だって(選ぶなら)猫ですよ!」と応戦し、スタジオを盛り上げている。
「徹底的に理論派を貫く古市と、対照的な指原との犬猿のやり取りは他のバラエティ番組でもたびたび披露されてきたお馴染みの“夫婦漫才”のような空気感を醸し出しており、『なんだかんだ仲良さそう』『言い合いながらも仲良いよな』『どっちもはっきりものを言うから好感持てる』『互いに信頼があるからこそ成立してる』などと好意的な反応が多いです。また、何を話しても意見が全く合わないという2人ですが、結婚願望がないとの見解では一致していたりと、“嫌よ嫌よも好きのうち”のような関係性なのではないかと視聴者は面白がって見ているようです」(テレビ誌ライター)
昨年夏、指原のプロデュースするアイドルユニットの=LOVEに活動休養メンバーが出た際には、フジテレビ系「ワイドナショー」に2人揃って出演し、古市からは「指原さんがいじめたってことじゃないの?」とのぶっ込み質問も飛び出すなど、本音をぶつけ合う2人の応酬は各番組で好評を得ている。
炎上や批判の的となることを恐れ、無難な発言に終始するコメンテーターも多い中、スカッとする物言いで抜群の相性を築き上げる2人は多くの場面で求められているのかもしれない?
(木村慎吾)