女優の柴咲コウが3月30日にスタートする窪田正孝主演の朝ドラ「エール」(NHK)に、レギュラー出演することが2月3日に明らかになり、衝撃が走っている。
「このドラマは、甲子園で歌われる『栄冠は君に輝く』などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(窪田)と妻で歌手としても活躍した金子(二階堂ふみ)の二人が、激動の昭和に人々の心に寄り添う数々の名曲を生み出す姿を描いた物語。その中で柴咲が演じる双浦環は、日本人初の国際プリマドンナとして活躍した三浦環さんがモデル。番組公式サイトで発表されるや、ネットでも『やばい可愛すぎる』『柴咲コウちゃんきたー!』『やった!楽しみ増えた』といつた声が早くも寄せられています」(テレビ誌記者)
柴咲の地上波連続ドラマへのレギュラー出演は、2017年に主演した大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)以来、3年ぶり。しかも世界的なオペラ歌手への挑戦と話題性も十分だ。
「2002年には歌手デビューを飾り、2003年に出演した映画『黄泉がえり』の主題歌『月のしずく』はミリオンセラーを記録していますが、オペラは歌唱法も異なるために、去年の7月から最低週1、2回のレッスンに励んでいたようです。柴咲自身も『“朝の顔”とも言えるドラマに出られて素直に嬉しい』とした上で『世界的に活躍されているオペラ歌手の役と言われて、どう再現できるのか』と不安も口にしています」(前出・テレビ誌記者)
その一方で、今回の朝ドラの豪華すぎる俳優陣にも注目が集まっている。
「主人公の裕一(窪田)の父・三郎役に唐沢寿明、母・まさ役に菊池桃子、ヒロインの音(二階堂)の母・光子役に薬師丸ひろ子。他にも風間杜夫、森山直太朗、山崎育三郎など、去年朝ドラ100作目となった『なつぞら』に勝るとも劣らぬ豪華キャスト。現在放送中の朝ドラ『スカーレット』は、キャストが地味すぎると言われ平均視聴率20%を下回ることが多い中、次回作は視聴率も期待できそうです」(女性誌記者)
去年、芸能生活20周年を迎えた柴咲。自ら歌詞を手掛けるなど歌手活動には、並々ならぬ思いを寄せ、去年は世界遺産である広島・厳島神社での奉納公演を行うなど、新たな試みにもチャレンジしてきた。
「2016年には起業しファッションブランドを立ち上げるなど、経営者としても手腕を発揮する柴咲。女優としては、大河ドラマの主役を演じて“燃え尽き症候群”に陥っていたとも言われていただけに、今回の“世界的なオペラ歌手”への挑戦は、再び輝くチャンスですね」(前出・女性誌記者)
柴咲の朝ドラへの降臨。果たしてどんな歌声を聴かせてくれるのか、今から楽しみだ。
(窪田史朗)