東出昌大の次は、まさかの美人女優だった。
2月6日発売の「週刊文春」にて、鈴木杏樹が元歌舞伎役者で俳優の喜多村緑郎と不貞交際していたと報じられた。二人が4時間を共に過ごした場所が休憩料金4000円という庶民派ホテルだったことから、「4000円ホテル不貞」という有難くないキャッチフレーズまで飛び出す始末だ。
鈴木は98年、自らの腸閉塞手術を担当した執刀医と結婚するも、その夫が13年に肝疾患で死去。それ以降、美しき未亡人として数多くの男性から求婚されながらも、身持ちを固くしていたという。そんな経緯から鈴木には女性を中心に同情の声も多く、東出が浴びているほどのバッシングはないものの、仕事への影響は避けられないという。
「彼女は19年上半期のNHK連続テレビ小説『なつぞら』に劇団の看板女優役で出演。人気シリーズの『相棒』(テレビ朝日系)では、犯人役での単発出演を経て12年のseason10から昨年3月のseason17まで、小料理屋『花の里』の女将役を務めていました。『相棒』は現在も夕方の時間帯に再放送されており、放送される回はseasonには関係なくバラバラ。それゆえ当面は鈴木の出演回が再放送から外されると見られています」(テレビ誌ライター)
その「相棒」で噂されているのが“女将の呪い”だ。初代女将としてシリーズ当初からseason10の初回まで出演していた高樹沙耶は、16年10月に薬物関連で逮捕。それを受けて高樹の出演回は再放送から外されることとなり、やっと解禁となったのは18年8月のことだった。
「有罪判決を受けた高樹と不貞騒動の鈴木では状況が異なるとはいえ、女性ファンの多い『相棒』ゆえに不貞は致命的なトラブル。テレビ業界では高樹と同様に2年近くの冷却期間が必要との見方もあるようです。そうなると鈴木の再放送解禁は早くても21年の終盤で、22年にズレ込む可能性も十分にありそう。しばらくは小料理屋のシーンを見ることもなくなるでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
鈴木にとって不幸中の幸いだったのは、現在出演中のテレビCMがないこと。18年の映画「若おかみは小学生!」では主人公の母親役として声優を務めていたが、これもすでに2年前の作品となる。どうやら東出の不貞騒動ほどには大事に至らずに済みそうだ。
(白根麻子)