歌手の槇原敬之が2月13日、法に触れる薬物所持の疑いで逮捕された。槇原容疑者は1998年8月にも同容疑で逮捕され、同年に懲役1年6月(執行猶予3年)の判決を受けている。
槇原容疑者は2018年4月、当時住んでいた東京都港区のマンションの1室で薬物を、同年3月には同じ部屋で危険ドラッグの「RUSH」(ラッシュ)を所持していた疑い。RASHは“ラブ・ドラッグ”として知られ、性的興奮を高める作用があるという。
槇原容疑者の逮捕でテレビ業界は対応に大わらわだ。たとえば、情報番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)、紀行番組「じゅん散歩」(テレビ朝日系)では、槇原容疑者の楽曲がオープニングソングやテーマ曲として使用されている。14日放送の「じゅん散歩」は槇原容疑者が手掛けた「一歩一会」から、ビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」のカバーに差し替えられた。「ヒルナンデス!」も同日から差し替えを予定しているという。
それにしても「じゅん散歩」はツイていないとテレビ誌ライターは同情する。
「昨年は、散歩人である高田純次がメディアを騒がせました。5月16日発売の『週刊文春』が高田の当て逃げ疑惑をスクープ。首都高速上で高田は接触事故を起こしたものの、その場で停車しなかったようです。被害者の車にパッシングされたので一般道に下りたとのこと。そこで高田は破損部分を全て直したうえで“20万円でナッシング……”と、接触事故の被害者に示談を持ちかけたといいます。しかし、同日の『夕刊フジ』で高田は当て逃げ疑惑を否定し、追突事故だと主張。20万円に関しても『それでナッシングと言ったつもりはない』と弁明しました。不明な点が多い事故だっただけに『じゅん散歩』の先行きも心配されましたが、高田は続投。しかし今回の件で『じゅん散歩』に再び災難が降りかかりました」(芸能記者)
高田の当て逃げ疑惑の次は、槇原の薬物逮捕……。いやはや、波乱万丈の散歩道だ。
(石田英明)