おでんが美味しい季節はまだまだ続きます。そんな中でも、日本全国地方ごとにご当地おでんがあります。生まれ育った地元のおでんが忘れられない、なんて人も多いかもしれませんね。そこで、ちょっと変わったご当地おでんを3つ紹介していきましょう。
■黒い汁とだし粉が特徴の静岡おでん
静岡おでんといえば、黒い汁が特徴です。具材は黒はんぺんやなると巻、牛すじ、豚もつなどを串に刺したもので、コク深い黒い汁で煮込みます。そしてもう一つ、「だし粉」という、いわしやかつおの粉と青のりをかけて食べるという特徴も。ずいぶんと個性的ですね。
■餃子!?を入れる福岡おでん
福岡おでんは、博多名物の魚のすり身で餃子を巻いた「餃子巻」が入った個性的なおでん。小倉という地域では、餅入り巾着やキャベツの入った具材が特徴です。
■豚足入りの沖縄おでん
沖縄県のおでんは、なんと豚足が入っています。かつお節ベースに豚の旨みが特徴で、青菜やウインナーまで入った、ちょっと洋風の雰囲気もあるおでんです。
現地では当たり前でも、全国的にみると珍しいおでんは多いですよね。地方に出かける機会がある際には、ぜひおでんの味も確かめてみましょう。