すらりとした美人ながらほのぼのした津軽弁とのギャップで人気上昇中の王林。本職は青森を拠点とするアイドルながら、最近はバラエティタレントとしての活躍が目立っている王林が、女性を敵に回しかねない本音をうっかり漏らしてしまったという。
3月3日深夜放送の「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)にゲスト出演した王林は、実に3600キロカロリーに及ぶ超ハイカロリーのライスコロッケを試食。お笑いトリオ「3時のヒロイン」のゆめっちとかなでが調理したもので、中身には油をたっぷり混ぜ込んだチャーハンを詰めるなど悪魔的な一品だ。
「ここでMCの後藤輝基は『太るとか痩せるとかやっぱり気にする?』と質問。すると王林は伏し目がちに『あの…女でいたいとは思います』と答えたのです。その言葉に108キロの巨体を誇るかなではカッと目を見開き『女、女、女ですけど!?』と猛反発。その勢いには王林も小さな声で『分かってます…』と答えるのが精いっぱいでした」(女性誌ライター)
王林は170センチの長身を誇り、ステージでは長い脚を露わにしたショーパンを着こなし、オフショルダーの衣装でデコルテを見せるなどスレンダーボディの持ち主だ。それに対してかなでは一食で2500キロカロリーを摂取し、3月2日放送の「名医のTHE太鼓判!」(TBS系)では肝臓に脂肪がべったりと付着している様子も明かされたオーバーサイズ女子である。
それゆえ王林の目には、かなでが異次元の存在に見えたのかもしれない。しかし「女でありたい」という言葉はやはり、禁句だったという。
「王林の発言は『太りすぎた女はもはや女ではない』と言ったのも同然ですが、オーバーサイズ女子は意外にモテるもの。かなでは1月28日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で芸人仲間だった元カレと再会していましたし、プロのデブを名乗るメイプル超合金の安藤なつは昨年11月22日に“いい夫婦婚”を果たしています。世間でも、体型は個性の一つと捉えるのが時代の趨勢。まだ21歳の王林は深く考えないで発言したのでしょうが、今後は太った女性を否定するような発言は慎むべきでしょう」(前出・女性誌ライター)
バラエティ番組だからといって何でもディスっていいわけではない。王林はまたひとつ、テレビの掟を学んだのかもしれない。
(白根麻子)