俳優の桐谷健太と東出昌大がW主演を務めたドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」の最終回が3月12日放送され、平均視聴率は9.9%にとどまった。初回の12.0%を超えるどころか2ケタ台に戻すこともかなわなかった。
「視聴者からの評判は上々なのに視聴率が伸び悩んだのは、やはり東出と女優の唐田えりかとの不貞騒動でしょう。この騒動が知られて、ドラマから脱落した人は少なくありませんでした」(テレビ誌ライター)
確かに、最後まで見届けたと思われる視聴者の感想としては“シリーズ化”を望む声が多い。
「テレビ朝日はこれまで『相棒』や『科捜研の女』など、評価の高いドラマを大切に育ててきた実績がある。だから、このドラマにもシリーズ化を望む声が出たのでしょう。それは制作スタッフにとっても嬉しい話。ですが、東出の続投については賛否があるのも事実です」(前出・テレビ誌ライター)
3月10日未明にクランクアップした際には、挨拶を終えた桐谷健太が「最後に東出の馬鹿野郎です」と振ると、これまで沈黙してきた東出は「皆さまを裏切ってしまった。これからは人を裏切ることなく生きていきます」と、涙ながらに謝罪したという。
番組関係者は、
「もっと早く謝っていれば、現場の雰囲気も変わっていたと思う」
と残念そうに話した。果たして、続編はあるのか。