2013年7月期に放送され、大人気となったドラマ「半沢直樹」(TBS系)の新シリーズが4月19日にスタートする。
前作では「顔芸」「ただ大声をあげているだけ」などと批判されながらも見事に大和田暁を演じきった香川照之だが、新シリーズにも登場。前作では不正が露見したものの東京中央銀行京橋支店ヒラ取締役へと、あまりに軽い降格処分となっただけに、新作ではその軽い処分がどう作用するかが見どころの1つと言えるだろう。
香川が演じる大和田は東大法学部卒という設定だが、香川自身の最終学歴も大和田とは学部こそ違うが同じ東大(文学部)卒。そんな香川の高学歴が意外なところで実感されているようだ。
3月28日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)でフィーチャーされた本木雅弘の親友としてVTR出演した香川は、自己評価が低く理想が高い発言を繰り返す本木に対して「放置しておけばいいんです」とピシャリ。さらに本木のことを「欲望の距離が遠いんですよ。遠投でたぶん700メートルぐらい投げたいんですよ。でも、どこまで行っても120メートルぐらいしか投げられない自分が悔しいんですよ」とわかりやすく解説したのだ。
「ネット上では『香川照之、東大卒らしいわかりやすい説明をありがとう』『本木がグダグダ話していることを香川が端的に解説してくれてやっとわかった』『香川の頭の回転の速さと愛ある解説に感動』など、香川への称賛の声が相次いでいます」(女性誌記者)
タレントとして活躍中の予備校講師・林修とは東大で同期だったという香川。2016年10月10日から不定期放送されている「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHK Eテレ)が高視聴率番組なのも、香川のわかりやすい解説が一因であることは間違いないだろう。