お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が4月6日、自身のツイートを更新。新型コロナウイルス感染拡大に伴う補償問題に関して発信し、話題を呼んでいる。
村本は「ホステスにも生活保護者にもみんな同じように税金から補償もらおう」とつづると、「平等に心が疲れることもあるだろう。芸人は補償はいらない。不幸を笑いにして飯を食う。いまの状況をなにかしらで笑いに変えて稼げるから。芸人は優しくないと芸人ではない。人殺しの兵器を税金で買うなら安心の暮らしを税金で」(原文ママ)とツイート。
「仕事が減って収入が減少した対象者に一定の金額が給付されるという報道の中、『夜の飲食店や風俗で働く女性にも給付されるのか』といった論調で、一部の有識者やタレントが、批判や不満を明らかにして賛否両論が巻き起こっています。村本さんのツイートはそうした発言へのカウンターとして表明したと思われますが、村本さんのツイートにもやはり賛否両論が殺到しています」(テレビ誌ライター)
ネットでは村本の発言に「村本さんかっこいい!」「ホステスさんも芸人さんも、収入減った人は皆が補償されるといいけど」「最近の村本さんの発言にはうなずけることが多いと思う」と称賛が集まる一方、「いやおまえが勝手に芸人をひとくくりにするな。稼いでる人も食えない人もいるんだから」「普段きちんと税金を払っていないような人に、税金で補償することはないと思う」など、様々な意見が寄せられている。
村本発言の是非はともかく、長引く自粛要請や経済の停滞で人々の心が荒み、他人に対して優しくなれない傾向が表れているのは確か。トンネルの出口はいつ見えるのだろうか。
(石見剣)