お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が4月7日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)に出演し、松竹芸能を“退所”したTKOの木下隆行について「ただのクビ」と一蹴している。
木下は後輩芸人へのペットボトル投げ付け騒動をきっかけに長年所属していた松竹芸能を退所し、現在は自身の設立した新会社「UtREE」でフリーとして活動を継続。過去には森田も同じく松竹を退所した後に自身が社長を務める個人事務所を立ち上げた経験を持つことから、有吉弘行より「木下さん、入れてやってよ」と振られると、「なんでですか! あんなもん、使い物になるか!」とボロクソに言い放った。
松竹芸能所属時代の木下は森田にとって14年も先輩にあたるが、その後も森田の毒舌は止まらず、「退所とか言うてるの、(本当は)ただのクビですから。俺らの時もそう。俺らは“退所”って言ったけど、向こうは“クビや”って」と、自らの経験を基に木下のケースも単なる解雇だと主張。最後には「ちゃんと這い上がってこいよ、実力で」とカメラ越しに“上から”アドバイスし、木下とのただならぬ関係性を匂わせる辛口芸でスタジオを沸かせた。
「これまでバラエティ番組では木下の先輩芸人ですら、一連のパワハラ騒動には奥歯に物が挟まったかのような物言いでしたから、森田のパンチ力抜群の言葉にはネットでも『森田さんはよく発信した』『相当恨みが深かったのかな』『10歳も年上の木下を“あんなもん、使えるか”には笑った』との反応が出ています。中には『木下の事。相当ムカついてるだろうから、森田も注意した方が良いかも』などと木下の反撃を心配する声も。2006年からおよそ7年間、松竹に所属していた森田ですから、木下の過去の振る舞いや言動に一言モノ申しておきたかったのかもしれません」(芸能記者)
コワモテの先輩に一切物怖じしない森田の爆弾発言はテレビ的には爽快なものだったが、果たして木下にはこのやり取りを笑って受け流す度量があるだろうか。今後も、“松竹をクビになった”この2人のバチバチな関係性に注目だ。
(木村慎吾)