俳優・長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)の第12話が4月5日に放送され、織田信長の妻・帰蝶を演じる川口春奈に絶賛のコメントが殺到している。
「今回の大河は、長谷川博己演じる明智光秀を主人公に、戦国時代を駆け抜けた英傑たちを描く青春群像劇。12話では、自身の死期を悟った織田信秀(高橋克典)が信長(染谷将太)たちを集め話し合うも、重要拠点・末森城を信長の弟・信勝(木村了)に委ねると聞いた信長が激怒。怒りが収まらず、それが帰蝶にも向けられるという展開です」(テレビ誌記者)
これを聞いた帰蝶が病床の信秀を訪ね、真意を聞き出そうと耳を近づけるも、視聴者が聞き取れたのは最後の一言「帰蝶、信長をよろしく頼むぞ」だけ。信長の元にとって返した帰蝶は、「信長は自分の若い頃に瓜二つ。長所も短所も、まるで自分を見ているようでかわいい。尾張を任せる。強くなれ」と告げるや、信長が無邪気に元気を取り戻すというシーンに多くの視聴者が心奪われた。
「信長の反応を見てニヤリとする帰蝶は、さすがはマムシと言われた斎藤道三(本木雅弘)の娘。この場面を見た視聴者からは『帰蝶、川口春奈で大正解!』『さすがマムシの娘だし、魔王の嫁に相応しい』『いい夫婦感も出てる』といった感想とともに、途中降板した沢尻エリカと比べて『川口春奈だと純粋にいい話に見えるな』といった賛辞も寄せられています」(女性誌記者)
染谷演じる信長が、今まで大河ドラマで演じられて来た、凛々しく、逞しく、強い信長像からかけ離れ、愛に飢えたサイコパスな信長だったため、大河ファンから苦言を呈する声が上がっていたが、ここに来て“染谷信長”を支持する声も急上昇。それと共に“川口帰蝶”の評価もうなぎ上りだ。
「川口は今年1月末にYouTubeチャンネル『はーちゃんねる』を開設するや、1カ月で登録者数が70万人を突破。今年に入って東急リバブルを始め、新たにCM4本が始まり、CMの女王を狙う勢い。さらに4月4日からはスポーツ情報番組『Going! Sports&News』(日本テレビ系)のキャスターに挑戦するなど、八面六臂の大活躍。もはや“ハルナ無双”との声も出始めています」(エンタメ誌ライター)
沢尻エリカの降板でチャンスを掴んだ川口の快進撃に死角なし!?
(窪田史朗)