出産・育児には大きな出費が伴いますよね。できるだけ節約したい場合は、必要なものにお金をかけ、それ以外は別のもので代用したいもの。そこで、家庭にあるもので“困らずに代用できる”ベビーグッズの一例を紹介しましょう。
■お尻拭きウォーマー
とくに冬生まれの子どもの場合、オムツ替えの際に寒い思いをさせないために準備する「お尻拭きウォーマー」。オムツ替え時のお尻拭きを嫌がって大泣きする子もいますから、お母さんが焦らずオムツ替えをするためにもあった方がいい場合があります。
一方で、お尻拭きを全く嫌がらない子もいます。冬でも室内は適温にしているため、冷たいお尻拭きでも全く問題ないというケースも多いのです。お尻の汚れがひどくてお尻拭きが難航しそうな場合は、「お風呂のシャワー」で洗ってあげるという方法もあります。育児がスタートしてから、どうしても必要な場合のみ購入を検討してはいかがでしょうか。
■クーハン
生後3ヵ月くらいの小さな子どもを寝かせたまま持ち運べる、籠型のベビーベッド「クーハン」。実家や友だちの家など、ベビーベッドのない外出先で少し寝かせておきたい場合などに、とても重宝します。でも、家庭でベビーベッドや寝具があると、クーハンを登場させる機会は少なくなりがち。昼間にリビングなどで少し昼寝をという場合は、「座布団とタオルケット、バスタオルなどで簡易ベッド」を作ることも可能ですよ。
■ベビーバス
まだ湯船に入れない、新生児期に使用する「ベビーバス」。わずかな時期でしか使用しないため、できることなら購入しないで乗り切りたいという声もよく聞きます。例えば、洗面台が広く清潔に保てる場合などは、「洗面台」をベビーバス代わりにすることも可能です。ベビーバスを浴室の床に置くと、しゃがんで洗わなければならず腰が痛くなるため、洗面台の方が洗いやすい場合もあります。
便利なベビー用品も、子どもの性格や体質、室内の構造やママのライフスタイルによっては、必ずしも必要ない場合もあります。「私の子育てには何が必要か」の視点で家での行動をイメージし、準備品の取捨選択をしてみてはいかがでしょうか。