俳優の六角精児が4月10日に放送された「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)に出演し、長年出演していたドラマ「相棒」(テレビ朝日系)を降板した理由を語った。
MCの上沼恵美子が「相棒」シリーズのファンということで、先週の放送から引き続き、話題は「相棒」や俳優・水谷豊とのエピソード中心に。
上沼から「なんでやめたの?ギャラが合わなかった?」と質問された六角はそれを否定しつつ「撮影が7カ月なんです。7カ月拘束されるんです。8月から3月くらいまで。(その間は)他のことができないんです」と、長時間拘束されることにより他の仕事が入れられないことが降板の理由だと明かした。
六角は続けて「(1話につき)1シーンか2シーンしか出ないんですけど、東映がスケジュール取るんです。『他のやつに出させてください』と言っても、東映のスケジューラーが『ちょっと待ってください』『今は分かりません』と言ってるうちに、他の仕事は(他のキャストに決まって)どっかにいってしまう」と、他の仕事をふいにしてしまうと告白。
それなのに、「六角さん、明日は休みです」などと突然にオフを告げられてしまう事もあったとか。上沼が「拘束が長いわりにギャラが安い」とツッコまれた六角は苦笑する事しきり。
「先週の放送で上沼さんから『(相棒主演の)水谷豊さんとケンカして降板』とイジられてましたが、六角さんは『そうじゃない!』と否定してましたね(笑)。他の仕事もしたいという事は水谷さんにも相談し、水谷さんには『わかるよ、その気持ち』と同情されたそうです」(テレビ誌ライター)
六角は鑑識課の米沢守役で「相棒」レギュラー出演をSeason14(2015年10月~16年3月)まで続けた。しかしレギュラー降板後もSeason15、16では単発で出演。巷間噂されたような“水谷豊との不仲”ということはなさそうだ。
この3月に最終回を迎えたSeason18での出演はなかったが、次回シリーズではスケジュールを縫って出演してくれる事に期待したい。
(石見剣)