フィギュアスケート世界選手権2016で、残念ながら表彰台を逃した浅田真央選手。引退の噂も出ていたなか、現役続行を示唆するコメントがありファンをホッとさせている。
「佐藤コーチも浅田選手は技術的には何の問題もない、メンタルの問題だけと言っていましたが、それ以外にも浅田選手には新しい課題があることを認識してほしいですね」(スポーツライター)
過去にも、鈴木明子選手や高橋大輔選手など、20代後半まで活躍する選手がいたが、みな同じ悩みを口にしていたのだという。
「それが、20代後半を過ぎると無理が利かないということ。海外遠征での時差の調整や疲れも残るようになってくるそうです。浅田選手は以前からタラソワコーチに『もっと休みなさい』と言われていたほどの練習の虫。今もかなり長時間の練習をしているようですが、体との付き合い方が今後の課題だと思います」(前出・スポーツライター)
ベテラン選手ならではの練習、試合への準備など自分にとってベストなやり方を見つける必要があるというわけだ。
そんな浅田選手にピッタリの専門家がいるという。
「スポーツで長く活躍した選手といえばハンマー投げの室伏広治ですが、彼はスポーツトレーニングや理論についての専門家。浅田選手は過去、中京大学に所属した室伏からケガをしない身体作りや、パフォーマンス向上のためのトレーニングについて教えを受けたこともあります。長く第一線で活躍し続けるために今一度、室伏に教えを請うてみると、学ぶことが多いと思います」(スポーツ紙記者)
浅田選手には、いつまでも華麗な演技と正確なジャンプ、そして弾ける笑顔を見せてほしいものだ。
(芝公子)