真偽のほどは定かではないが、本当であれば「さすが」の一言に尽きる。
ダウンタウンの松本人志が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で生活苦を余儀なくされる後輩たちに、無利子で上限100万までを貸し出すという男前な行動を取ろうとしていることを「東スポweb」が16日に報じた。
同メディアによれば、イベントやテレビ収録、営業活動が中止となり、困窮を極める後輩芸人たちの生活を救うために吉本興業の幹部と話し合いをしているようで、とりあえずは松本のポケットマネーで100万円までを貸すことで話が進んでいるという。
希望する全ての芸人に貸し付けるわけではなく、松本が面白いと認めたごく一部の芸人だけが対象とのこと。そんな“松本ローン”の詳細な内容だが、無利子かつ無担保、さらに貸し付けは建前で返済は求めないとも同メディアは予測しているようで、これが本当であれば、後輩たちからすれば頼もしすぎる限りだろう。
「松本といえば、バーを経営していた後輩・三又又三にバーの運転資金として1000万円を貸すも、三又はブランド物の購入や女遊びで1000万円を使い果たしてしまったため、絶縁しているとも一部週刊誌に報じられ、松本自身もそれを認めていました。その一件からお金を貸すことはもう懲り懲りだと思っていても無理もないところですが、それでもなお、救いの手を差し伸べようとするとは…。
にわかには信じがたい行動ですが、松本は9日に更新したツイッターで『ちょいちょい寄付しろ!って言ってくる人がいます。一度だけササッと言いますね。ニュースになってないからって寄付してないって決め付けないで欲しい。(早口)』ともツイートしており、なんでも表沙汰にするタイプではなく、実は裏で動いている可能性もあるでしょう」(前出・エンタメ誌ライター)
そんな松本の男前行動に世間からは「面白いだけじゃなくて、しっかり人格者だな」「松ちゃんって、ケチなイメージあったけど、全然違ったな」「三又が審査を突破したら面白いのに」など、称賛の声が上がっている。
「闇営業問題を巡って、雨上がり決死隊・宮迫博之らが吉本興業の岡本社長から恫喝発言があったことを告発して以降、自分が後輩たちを守らなければという使命感が松本の中で一層強まったはず。それでも、自分の出演した番組のギャラが抜けていないか、給料明細を1つ1つ細かくチェックしていることを相方の浜田雅功に暴露されていたりと、お金に細かいイメージがなんとなく世間に定着していましたから、今回の報道でそのどドケチイメージも払拭されたことでしょう」(エンタメ誌ライター)
果たして、誰が審査を突破するのかも気になるところだ。
(田中康)