予備校講師でタレントの林修が4月19日、自身の公式ブログ「いつやるか?今でしょ日記」を更新し、レギュラー番組出演時に声が枯れていた理由を説明している。
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、芸能界でも次々に陽性反応が出たことを公表するタレントが増加しているが、19日放送の「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)に出演した林修の声が枯れていたことに一部から心配の声が寄せられていた。
これに関して、林は19日に「ご心配をおかけして申し訳ありません!」と銘打った記事をエントリーし、同番組の収録日である3月18日の前日に予備校での授業が「かなりたてこんでおりました」と明かすと、「もともと喉が弱いんです」とも説明。毎年、冬には喉をいためることが多いものの「それが今年は春に来た」とし、収録前日にあたる3月17日の授業中から突然声の出が悪くなったという。
また、常備している薬を服用したが、スタジオの乾燥によって「あんなふうになってしまって…」と経緯を報告。「ちなみに、収録日から、今日にいたるまで、いっさい発熱もありません。こういう状況ですから、ご心配されたり、疑われたりという方も当然いらっしゃるでしょう」とも綴っていた。
「新型コロナウイルスへの感染の疑いがないことを説明した林の報告にはひとまず安心させられました。ブログの中では、同番組の収録前日に予備校での授業が立て込んでいたことに加え、『毎年12月の中旬以降は、完全に講師の仕事に専念して、テレビの収録には参加していない』ことも明かし、いまだに本業である予備校講師としての仕事を多くこなしている点に驚きの声も出ています。林といえば、2010年頃より“いつやるの?今でしょ”のフレーズで大ブレイクを遂げ、10年が経過した現在でも9つものレギュラー番組を抱える超売れっ子タレント。テレビのクイズブームにも上手く相乗りし、絶大な支持を集める一方、現在でも“声が枯れるほど”教壇に立っていることがわかり、ネットでは『林先生まだ授業なさってるんですね! 有名になっても本来の仕事をおざなりにしない姿勢はステキです』『あれだけテレビで売れているので、東進の仕事は広告塔だけ、講師のお仕事はもうされていないものだと勝手に思ってました』と二足のワラジを履きこなす林に驚きと称賛の反応が出ています」(テレビ誌ライター)
現代文のスペシャリストとして漢字の読みや慣用句の語源などを問うクイズ番組でその幅広い知識を存分に発揮している林。教育界への貢献度は凄まじく、所属する東進ハイスクールにとっても“超”貴重な戦力である為、乾燥しがちな環境下ではマメにケアをしてほしいところだ。
(木村慎吾)