年内いっぱいで活動を休止する嵐。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京五輪が延期になり、「NHK東京2020オリンピックパラリンピックスペシャルナビゲーター」を務める嵐の今後も不透明になってきた。
嵐の今後の鍵を握っているのは大野智。芸能活動を休止する大みそかには40歳になっており、メンバーで初めて40の大台に乗る。それでも少年らしさを失っていないのが、大野の魅力。そのベースとなっているのは母だと指摘されている。
「家族の愛情を一身に受けて育った智少年。お母さんはややエキセントリックなお方だとか。大野が3歳のとき、実家のある北海道に連れていきました。なぜかアツアツの焼きとうもろこしを渡し、あまりの熱さで息子が落としてしまうと、めちゃくちゃ怒ったそうです。大野はそのショックを、いまだに覚えているとか」(アイドル誌ライター)
母の怒りがなぜ沸点に達したのかは、今もわからないまま。食べ物を粗末にしたためだろうか。
幼少期の大野は、とにかくヤンチャ。夕食が並べられているテーブルの上で突然逆立ちして、そのまま倒れ、食事が台なしになったことがある。その時、母は大野に3000円を渡し、「出て行け!」と怒鳴ったそうだ。
「大野は学生時代から、勉強が苦手。数学のテストで2点を取ったことがあるそうです。もちろん100点満点中(笑)。その解答用紙を親に見せると、額縁を買ってきて、家に飾ったとか。中途半端な点数より、むしろ貴重だと思ったのかもしれません」(前出・アイドル誌ライター)
過去にはいろいろあったが、現在は仲がいい。30代になってもまだ、母が買った洋服を気にせず着ていた。ファッションに無頓着すぎるのも理由だが、母のセレクトという安心感があったのかもしれない。
両親は共通の趣味である音楽を通じて交際し、結婚。大野がジャニーズJr.時代、ズバ抜けた歌唱力とダンスの才能があったのは、間違いなく父と母のDNAだ。
(北村ともこ)