シーズ・ラボ社が2019年2月に発表した調査資料によると、新生活が始まってストレスなどの不安を抱えやすい4月から1~2ヵ月経過した5~6月頃に、肌トラブルについての悩みが多く集まるのだとか。
また、このような肌トラブルの原因となるストレスは心だけでなく、睡眠不足や偏食・食生活の乱れなどの身体的要因や、花粉などのアレルギー物質によるものもあるそうです。
2020年の4月は新型コロナウィルスの影響で生活が大きく変化し、ストレスを感じている人が多いと思います。不要不急の外出を控えることで、保存食が食卓に並んで生鮮食品を食べる機会が減ったり、生活リズムが変化して寝不足が続いていたりしませんか?
そのしわ寄せが5月以降、急に現れるかもしれません。そうならないためにも、1日の過ごし方に慣れてきたら、その内容を整えて肌トラブルを予防・改善していきたいものです。
食事面では、可能な限り新鮮な野菜や果物を取り入れましょう。長持ちしない野菜を毎日食べることが難しい場合は、野菜ジュースやサプリメントなどで補助することをオススメします。筋肉や肌の主な原料となるたんぱく質も重要です。肉や魚、卵、豆製品、乳製品もしっかり取り入れましょう。
外出を控えることで、運動不足になりがちです。家の中でも意識して歩くようにしたり、ストレッチや筋トレを行ったりすると、血流がよくなって肌代謝が高まりやすくなります。運動をする時間を確保するのが難しい場合は、机上の作業を立って行うようにしたり爪先立ちで移動したりすると、筋肉への刺激を増やしやすいですよ。
緊張が続き、ストレスや疲労が溜まってきた頃かもしれません。肌の不調として現れる前に、日常生活やスキンケアを見直して調子を整えましょう。
(Nao Kiyota)