きゃりーぱみゅぱみゅのツイッターが荒れに荒れているようだ。キャリーは5月10日、巷で話題になっているハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」をツイート。10万を超えるいいね!が付く一方で、ツイートの真意を心配するリプも多数寄せられている。
そういった賛否様々なリプに対してきゃりーは一切の返信をせず、唯一反応したのは《歌手やってて、知らないかも知れないけど》と批判してきた政治評論家に対して「相当失礼ですよ」と返したのみ。そのほかはあえて言葉を弄さない姿勢を取っているようだ。
そしてきゃりーは先のツイートから12時間後に、新たなつぶやきを発信。それは「誰かを責めるときにはみんな違うって言うけど大体みんなに当てはまるそんな奴っているのかよ出来ないことへの憧れを作り変えてく勇気もなく足を引っ張るのには夢中なんてもったいないやいや~」という句読点がひとつもない文章だったが、このツイートが大いに勘違いして受け止められているという。
「きゃりーがつぶやいたのは、2015年3月リリースの10thシングル『もんだいガール』の歌詞を冒頭から抜粋したもの。同作は他人のオリジナリティを否定しがちな日本社会を風刺する内容で、きゃりーはその歌詞をもって自身に対する批判への回答としたようです。それゆえファンには《その歌詞めっちゃ好き》《考えには反対ですがこの曲は好きです》などと刺さっていたのですが、なかには《文章力なさすぎ》《意味がわかんない》と的外れな反応も続出。ラストが『ないやいや~』で終わっている時点で歌詞か何かだと気づきそうなものですが、脊髄反射的な批判も少なくなかったようです」(芸能ライター)
歌手が自分の歌詞に想いを載せてツイートするのはよくあること。そんなきゃりーの文章力をあげつらう人々はふだん、あまり音楽を聴かない層だったのかもしれない。
(白根麻子)