お笑いコンビ・おぎやはぎが5月15日放送のラジオ番組「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)に出演し、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」でナインティナインのコンビが復活したことについて言及している。
ナインティナインは同日、「メガネびいき」の真裏の番組である「オールナイトニッポン」にコンビ揃って出演し、岡村隆史による失言騒動をキッカケに相方の矢部浩之が約6年ぶりに同番組へレギュラー復帰することを明言。
岡村の失言を矢部が延々と説教するという先月24日の放送が大きな話題を集めており、さらにコンビで番組を“リニューアル”させるということで、おぎやはぎの小木博明はこの日、「全員、裏行っちゃう」と危機感があることを口にしつつ、「聞いてみたい気持ちもあるけど…」とライバル番組のパワーアップに素直な興味も表明した。
「毎週木曜深夜にラジオのリスナーを奪い合う『メガネびいき』と『オールナイトニッポン』は良きライバルとして切磋琢磨してきましたが、小木の心配とは裏腹に、今後しばらくは前者優位な状況が続くかもしれません。というのも、昨今の『メガネびいき』はおぎやはぎの“ギリギリな毒舌”が好評を博しています。しかも、その毒舌は後輩や弱者に向けられるものではなく、同業者や先輩をターゲットにしたものが多い為、比較的炎上しづらい。一方の『オールナイト』は岡村の失言で大炎上しましたから、今後もしばらくは安全運転となり、深夜ラジオ特有の刺激的なトークは当面封印されるはず。そうなれば、それぞれの番組の色がハッキリと分かれ、攻めたトークのできる前者を選ぶリスナーが増えていく可能性が高い。もちろん毒舌だけがラジオの醍醐味ではありませんが、周囲の予想以上に岡村が今回の騒動を引きずる期間は長くなりそうですからね」(エンタメ誌ライター)
小木は昨年の闇営業騒動の際も、雨上がり決死隊・宮迫博之の宴でのファッションについて「反社っぽい格好してますよね」と皮肉り、「向こう側の人間に見える」ともコメント。一方の矢作は、宮迫がYouTubeチャンネルで涙ながらに騒動への謝罪動画をアップすると、「松居一代さんとカブります。だから宮迫さん、笑わせに行ってるのかも」と推測し、吉本興業の所属タレントからは決して出ないような視点からのコメントを残してきた。
大炎上を乗り越え、もう絶対に失敗できないナインティナインと、大御所タレントを片っ端からイジり続ける独自の視点を持つおぎやはぎ。木曜深夜に毎週繰り広げられる決闘となるが、その勝敗の行方は大方決まりかけているのかもしれない。
(木村慎吾)