お笑いコンビ・FUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史が5月16日放送のバラエティ番組「お家で遊ぼう」(フジテレビ系)に出演し、タレントのヒロミから“離婚ネタ”でいじられる一幕があった。
モデルでタレントの木下優樹菜と昨年末に離婚したフジモンは、コロナ禍での独り生活が続く中、同番組の「1人飲み芸能人大集合」企画にリモートで参加。MCのヒロミから「あれ? 奥さんどうしたの? 裏にいるの? 呼んでこいよ」といじられると、「ヒロミさん…あの?…チョリコーン!」と返し、木下のお馴染みの掛け声である“チョリーッス”と“離婚”をハイブリッドさせたギャグで対応している。
また酒の肴として、シーチキンなどの缶詰を普段から重宝し、面倒な洗い物をしなくて済むとその利点を説明したが、またもヒロミから「だから優樹菜を呼んで来いっつーんだよ」と今度は名指しでのイジりを被弾。すると、フジモンは「無理。タピオカ作ってる」と、木下の芸能活動謹慎のキッカケとなった昨年秋の“タピオカ店恫喝騒動”を引き合いに出したコメントでその場を盛り上げた。
「夫婦間の問題である離婚をネタにするのは理解できますが、木下の実姉が勤務していたタピオカ店のオーナーに恫喝メッセージを送っていた件を笑いにするのは早すぎるとの声が出ています。被害を受けたタピオカ店には騒動後もクレームやいたずら電話が続き、経営にも大きな支障があったといわれていますから、いくら離婚した元妻の不祥事とはいえ、フジモンがこれをネタにするのは配慮に欠けると言われても仕方がないでしょう。ネットでも、このフジモンとヒロミの掛け合いに違和感を覚えたとする声が多く、『一般の方が被害を被った問題をぶり返すなんて』『とても不愉快です。この返しで笑ってる人達も、同じく不愉快』『奥さんのネタはいいとして、“タピオカ作ってる”は無い。タピオカの店をやってたのは被害者の方で、奥さんは恫喝したんでしょ?』などの非難が寄せられました。もちろんフジモンからすれば、MCのヒロミからの再三のイジりに対し、芸人として笑いで返したいとの想いがあったのでしょうが、SNSなどでの監視が強まるご時世、こうしたネタはあまり選ばない方が無難かもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
「チョリコーン」というギャグのクオリティーはさておき、今後“木下ネタ”を振られた際は、こちらのワードで応対した方が無難そうだ。
(木村慎吾)