ただの気の緩み。感染しなければいい。それで済まなかったのが俳優・新田真剣佑らの沖縄旅行。
GW直前、沖縄県の玉城デニー知事がSNSで「離島を含め医療体制も非常事態です。どうか今の沖縄への旅はキャンセルして受け入れ可能な時期までお待ち下さい」と来県自粛を呼びかける中、俳優の山田孝之、モデルのNikiこと丹羽仁希らと合流して、VIPなリゾートを満喫している様子を文春砲に激写されてしまった。
「沖縄県は石垣島をはじめ、医療体制が整っていないことから、首都圏からの観光客による“コロナ持ち込み”が懸念されていましたからね。知事の呼びかけの効果もあって、大半の人が観光を自粛し、真剣佑さんたちが感染するリスクも少なかったと思いますが、自分たちがウイルスを運ばなかったという保証はありません。すぐに謝罪文を出しましたが、まるでスタッフが考えたようなありきたりの内容でした。それもあってか、全文自筆で謝罪文をしたため、メディアに出演し自らの声でお詫びをした石田純一さんよりタチが悪いなんて声まであるんです」(女性誌ライター)
その石田純一は、コロナ感染で病床にいる間もバッシングを浴び続けた。おかげで退院後も女性誌などに追われて、散歩中のくしゃみまで報道されるハメに。でも、真剣佑は感染していないであろうことから、このまま批判の声は収束することになるだろう。ただし──、
「真剣佑さんが沖縄で楽しんでいた日は、演劇ユニット・地球ゴージャスの結成25周年を記念した彼の主演舞台『星の大地に降る涙THE MUSICAL』の公演日でした。でも大方の予想通り、コロナの影響で舞台は中止に。彼も急に時間ができたことで気分転換したかったのでしょうが、チケットを持っていたのに中止になって落胆しているファンは沖縄旅行など知る由もなく、SNSでは出演者への慰めの言葉や、今はしょうがないから自分たちも我慢します、早期の終息を願うといった投稿が見受けられていました。ですから今回の沖縄バカンスは、そんなファンの気持ちを裏切ったことにもなるのです」(前出・女性誌ライター)
ネット上も「舞台芸能に支援を求める動きがあるときにこれはない」「チケット持っててすごく残念だったのに、沖縄で遊んでるとか何だろう」「なぜ舞台が中止になったかわかってないみたいですね」と、手厳しい声が相次いでいる。
業界ではナイスガイと評価される真剣佑だけに、今回の一件が「余計に残念」との声も聞かれる。応援する人も多いので、舞台の公演再開の折には大きな拍手で迎えられるよう、失態を重く受け止めて向き合ってほしい。
(塚田ちひろ)