女優でモデルの池田エライザが、24歳の若さで映画監督デビューを果たした。
「池田が監督を務める映画は『夏、至るころ』。福岡県田川市を舞台に、幼なじみの男子高校生二人の青春時代の後悔や挫折、家族の愛を描いた物語。池田は福岡県出身で、みずからロケハンして昨年の8月から撮影を行いました」(エンタメ誌ライター)
この映画は、池田の“ふるさと”への思いや自身の経験も織り交ぜたオリジナル作品。そしてこの作品が、5月28日から韓国で開催される全州国際映画祭に正式に招待されることが明らかになった。
「池田は、韓国でも女優として知名度があります。この映画祭は、若い次世代クリエイターを育ててきたことで評価が高く、池田にとっても映画監督として飛躍する大きな足掛かりになるかもしれません」(前出・エンタメ誌ライター)
池田自身も「池田組、キャスト、スタッフ共々光栄な気持ちです」と、今回の選出について喜びの言葉を口にしている。
「池田は元々、クリエイティブな活動に興味があり、ファッション誌『CanCam』の専属モデルでありながら、2014年に発売したモデルブック『@elaiza_ikd』では、自らクラウドファンディングで約280万円の資金を調達して出版しています。その内容は、セルフスタイリングによるファッション撮影、エライザ本人によるセルフメーク講座など彼女自身がほぼプロデュースしたと言って良いもの」(前出・エンタメ誌ライター)
それだけではない。2月17日に発売された「週刊プレイボーイ」では、女優・柳ゆり菜を被写体に、カメラマンデビューも果たしている。
「こちらは、池田がみずから編集部に企画を持ち込んで実現したもの。衣装、小物、ロケ先の発注からすべて池田のディレクションで行っています。また、読書が趣味で雑誌『ダ・ヴィンチ』では書評も担当していました。カメラマン、さらに文筆業にも挑戦している女優といえば二階堂ふみが思い浮かびますが、池田は今年2月に配信されたNetflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』にも出演。写真家で映画監督でもある蜷川実花さんにも大きな影響を受けています。今後も監督としてメガホンを執る可能性がありますね」(前出・エンタメ誌ライター)
マルチな才能で活躍する池田。目指すは、二階堂ふみ? それとも蜷川実花?
(窪田史朗)