化粧品・医薬部外品の輸入、製造販売を展開するザ・プロアクティブカンパニーが30代女性を対象に行った検証によると、10代の頃にニキビで悩んでいた経験がある人は、悩んだことがない人に比べて「洗顔時間が長い」「ゴシゴシ洗い過ぎてしまう」「洗顔料を多く使い過ぎる」という、肌に負担がかかる3つの特徴があることが分かったそうです。
皮膚科医の高山かおるさんによると、洗顔のし過ぎはかえって肌に負担をかける可能性があるそうです。そこで、ニキビケアとして適切な、洗顔のポイントをうかがいました。
■洗顔料は「適量」に
洗顔後のすすぎの時間が長ければ長いほど、肌に負担をかけやすくなるのだとか。一度に使用する洗顔料が多いとすすぎの時間が長くなりやすくなるため、洗顔料は表示に書かれている適切な量を守ることが大切なのだそうです。
■洗顔時間は短めに、ゴシゴシ洗わない
肌への負担を最小限に止めるには、洗顔の際に指先に力を入れ過ぎないようにすることが大切だそう。手全体で、絹ごし豆腐の表面をなでるようなイメージで洗うのがよいそうです。
■洗顔料は「ニキビ用」を選ぶ
思春期のニキビを卒業した人も、大人ニキビの予防・改善のために、「ニキビ用」洗顔料の使用を継続することが大切だそうです。
皮脂や汚れをしっかり落として清潔に保とうという意識が、洗顔のし過ぎの原因かもしれません。ニキビ以外の肌トラブルや老化を予防・改善するためにも、肌への刺激は最小限に抑えたいもの。ぜひ、普段のご自身の洗顔方法を見直してみてください。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)