YouTubeで破竹の勢いを見せている元NEWSの手越祐也が、今度は13分にわたって一人でしゃべり続けてみせた。6月29日に公開された動画「好きなことで、生きていく『手越祐也』」では、ジャニーズ事務所に入る前の家庭環境から自分語りをスタート。「32歳でジャニーズを退所して、何を話してもOKになった」と語った通り、これまで表に出してこなかった裏話を全開にしている。
手越は入所10カ月で「NEWS」のメンバーに抜てきされるも、当時はグループ内の人気が最下位だったと告白。雑誌の記事では自分の写真にだけ文字が被っていたり、見開きページでは顔が真ん中の綴じ目ぎりぎりだったりと、下っ端扱いだったことを明かした。
そんななか、「どうやったらセンターになれるかなって考えた」という手越は、故・ジャニー喜多川氏から認められていた歌の実力を伸ばすしかないと決意。自分でボイストレーニングの先生に習ったりした結果、「初めてNEWSの星をめざしてっていう楽曲の時にね、山下君とね2センター取れたのよ」と強調。そのエピソードに熱く反応したファンが続出したというのだ。
「ネットではこの発言に対して《本当だあ!》との声が続出。以前からのNEWSファンは自分が持っているCDを取り出し、そうでない人たちはアマゾンなどでジャケット画像を探し、手越が山下智久と並んでの2センターになっている姿をその目で確認したのです。しかもそれ以前のNEWS作品では手越が端っこからだんだんと扱いが良くなっていっており、センターを目指して努力を重ねた手越の有言実行ぶりを再確認することになりました」(芸能ライター)
NEWSのシングルCDを見渡すと、初期の作品では手越が端っこ側にいることを確認できる。それが6人体制に減った5thシングル「サヤエンドウ/裸足のシンデレラボーイ」では山下、錦戸亮、小山慶一郎に次ぐ4番手に昇格。そして6thシングルの「星をめざして」では山下と手越が並んで前列に立ち、他の4人が後列に並ぶという2センターまで上り詰めている。
「同シングルはアニメ映画『ハッピー フィート』の日本語吹替版イメージソングでしたが、同映画では主人公であるコウテイペンギンの日本語吹替を手越が担当。つまり手越を前面にフィーチャーしたシングルだったわけです。当時からのNEWSファンも手越の動画であらためてその経緯を思い出し、感慨にふけっていたようですね」(前出・芸能ライター)
この「星をめざして」ではAメロの後半を手越が伸びやかな声で歌い上げている。その美声に聞き惚れるファンがあらためて続出しそうだ。
(白根麻子)