0歳児の赤ちゃんの育児で頻繁に使用する育児アイテムは、ときに赤ちゃんには危険なものとなる可能性があります。当たり前のように使うものだからこそ、赤ちゃんにとって安全な方法で使用したいものです。そこで、赤ちゃんを危険から守るちょっとした工夫を紹介します。
■お昼寝前はスタイを外す
よだれがよく出るようになった赤ちゃんにとって「スタイ」は必須アイテムですが、お昼寝中や就寝中に着けっぱなしにしていると、スタイが顔を覆うような事態が起こって息が苦しくなったり、窒息したりする可能性があります。赤ちゃんが寝るときには、スタイを外してあげると安心です。
■綿棒は短く持つ
耳や鼻のお掃除に「綿棒」を使うことが多いですが、思いがけず赤ちゃんが動くと、耳や鼻の奥まで綿棒が入ってしまう可能性があります。そうならないためにも、綿棒を短く持って使用するのがよいでしょう。短く持っていれば、万が一耳や鼻の奥まで入ってしまうような事態が起こっても、大人の指があるので奥まで入りません。
■ビニール袋や電源コードなどに要注意
赤ちゃんが何でも口に入れて確かめる時期になると、うっかり赤ちゃんの近くに置いておいた大人の持ち物が危険の要因となる場合があります。ビニール袋などは、赤ちゃんが口に詰め込むと窒息する可能性がありますし、電源コードは口に入れるだけでなくかじってしまう可能性もありますから、大変危険です。
赤ちゃんのケアを急ぐときや、ちょっとでも目を離す際は、十分に注意してあげたいですね。
(Nao Kiyota)