歌姫としては少々残念な数字となっているようだ。
歌手の浜崎あゆみが7月5日に配信限定のシングル「オヒアの木」をリリース。18年の「TROUBLE」以来、約2年ぶりということで大いに注目を集めているのだが……。
浜崎は同日のインスタグラムで「母にならせてもらえた、今のわたしだからこそ、今のわたしにしか創れない曲になっていると思います」とコメント。歌詞を見ても、わが子に対する母親の心情を綴ったメッセージ性の高い曲に仕上がっている。
同曲は事前の告知を一切行わないゲリラリリース。唯一、7月4日に放送されたドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)の最終回で流れたCMで、曲のワンフレーズとジャケット写真が公開されただけ。そのせいか、売り上げは意外な動きを見せている。
リリースから約1週間となる7月10日のiTunesの総合ランキングは44位。今年5月30日にリリースされた宇多田ヒカルの配信限定シングル「Time」は40位で、1カ月以上前の曲を下回った。
「一時は7位に食い込んだんですが、その後ズルズルと下がってしまいました。決して悪い数字ではないのですが、浜崎の新曲と考えると少し物足りないかもしれません。ただ、最近はサブスクで聴く人が多いので、ランキングはあまり当てにならないんですよ。『オヒアの木』はサブスクのアップルミュージックほか、AWAでも聴くことができますから」(エンタメ誌ライター)
恋人との破局や結婚、離婚、そして極秘出産と、プライベートの話題で世間の注目を集めてきた浜崎あゆみ。そのパターンに限界が来ているのかもしれない。