お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が7月7日放送の「夏の超特大さんま御殿!!激レア家族が大集合!浴衣女だらけで七夕祭」(日本テレビ系)に出演し、先輩・千原せいじのドケチエピソードを暴露した。
大阪にある粗品の実家は40年ほど続く老舗の焼肉店。売れない時代は粗品も10年ほど、そこで働いていた。先輩芸人もたびたび訪れてくれたようで、普段お世話になっているお礼として粗品は勘定を黙って値引きし、「会計が5500円くらいやったら、何も言わずに『5000円です』って」と感謝の気持ちを示していたという。
ただ、先輩たちはサービスしてくれていることにすぐに気が付いて定額を払おうとするのだそうだが、粗品は「いえいえ」「また来てください」と返し、「こういう粋な雰囲気が好きなんです」と、そのやり取りを楽しんでいたという。
そんなある日、“事件”は起きた。芸歴では24年も先輩にあたる千原せいじが来店したときのこと。粗品は初対面だったせいじに挨拶し、会計時には例によって「(せいじと連れが)2人で食べはって、7800円やったんです。その時は思い切って7000円にしたんです」と大サービス。ところが伝票を見たせいじからは「こんなに食うたっけ?」と不満げな感想が返ってきたというのだ。
これにはさすがの粗品も「割り引いてるのに…」とあきれ顔。番組MCの明石家さんまも「品がないなぁ」とせいじの言動に苦笑していた。
「まさに人間見たりで、千原せいじのセコさ、デリカシーの無さが伝わるエピソードですね。せいじには過去、マクドナルドのドライブスルーで注文したはずのポテトが袋に入ってなかったことを高速道路に乗ってから気付き、すぐに引き返して怒りのクレーム。最終的にはマクドナルドの本社にまで抗議の電話をかけ、高速道路の料金までもキッチリと請求したという逸話もあります。今回の、値引きされていることに気づかないどころか『そんな食うたっけ?』と口をつくせいじのドケチっぷりには《きっと普段からどこのお店に行っても同じようなこと言ってるんだろうな》《この一言でせいじのセコさが知れ渡った》《2人で7000円が高いなら家でハヤシライス食っとけ》との批判が集まっています」(テレビ誌ライター)
頻繁に後輩芸人や仕事関係者を招集しては高級焼肉店「叙々苑」でご馳走することでも知られるさんまにとっても、せいじの発言は理解しがたい所業だったのではないだろうか。
(木村慎吾)