2020年の上半期はお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が不名誉な“一人勝ち”状態となったようだ。「ニホンモニター株式会社」が7月15日、今年上半期のネットニュースに最も多く登場したタレントのランキングを発表している。
堂々の首位となったのは6月上旬に複数女性との不貞関係が発覚した渡部だ。六本木ヒルズ地下の多目的トイレの個室を使用した情事や、そのたびに女性へ1万円を支払っていた点、また妻が女優の佐々木希であったことも大きな話題となった理由だろう。
グルメへの造詣が深いことで、女性層からの支持も厚く、知的さも兼ね備えていた渡部だったが、今やそのイメージは崩壊。今後の展開によっては同年の下半期も多くのネットニュースでその名前が登場することになりそうだ。
渡部に続く2位には俳優の木村拓哉がランクイン。渡部とは異なり、不祥事とは無縁の木村だが、長女Cocomiのモデルデビューや次女Koki,のインスタグラムが話題となっていることから、頻繁にその名前が登場したものと思われる。
「3位以下は中居正広、田中みな実、ダウンタウン松本人志らが続き、テレビ番組からも引っ張りだこの人気タレントがズラリと並んでいます。田中や松本は番組内での発言やSNSでの投稿が事あるごとにネットニュースとして配信されており、時期を問わず、常にニュースの対象となっている印象です。そして渡部と同じく1月に不貞報道があった俳優の東出昌大は7位という結果に。東出の場合、1月から2月にかけては連日のようにメディアで取り上げられる日々が続き、3月以降も定期的にニュースとなっていましたが、それでも7位です。6月10日に不貞を報じられた渡部が、1カ月も経たずして上半期のトップにまで上り詰めるのは極めて異例なペースと言えるでしょう。ネットでは今回の渡部の“功績”に対し、『何でも1位を取るって大切ですね!』『東出の上を行くことになったね。流石です』『半年もあるのにたった1カ月で1位になるなんて…笑』などといった声が寄せられています」(テレビ誌ライター)
レギュラー出演していた「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)では“世界のワタベ”などともてはやされていたが、文字通り、国内では随一の話題性を誇るといっても過言ではないのかもしれない。
(木村慎吾)