50代婚活で実際にあった、忘れられない“恐怖デート体験”エピソードを紹介します。
まずは、相談所で連絡先を交換した60代男性のAさん。この方は遠距離在住だったため、電話を2回ほどした程度だったそうです。しかし、すっかり恋に恋するオジサンになったAさんは、毎日ラインで「おはよう、寝起きの君は可愛いだろうね」「ただいま~」「夜ご飯は何?」「今、君のことを思いながら星を見てるよ」「おやすみ、僕の夢を見てね」などと、まるでストーカーのようなコメントを送ってきたそうです。
ここでの注意ポイントは、“恋のトリコ”であって、その女性のトリコではないということ。女性は早々にお断りをしたそうです。
続いて、とくに印象も薄かったけど「不動産経営をしていて年収1500万」と書いてあったので、とりあえずお茶をしに行った60代男性のBさん。会った瞬間から、自分の話ばかりを延々1時間ほどされたそうです。まるで壊れたテープレコーダーのように同じ話を繰り返し、目の前の女性への質問はまったくなかったのだとか。話すことがなくなってきたら、今度は自分の叔父さんの話まで始めてしまい、苦痛しかないデートだったようです。
こんなタイプとのデートでは、しばらく話してダメだと思ったら「すみません、ちょっと用事が」と言える勇気を出したいものです。この男性との未来は一切ないのですから。
最後に、印象が違い過ぎて驚いたという60代男性のCさん。初めはカフェにスーツ姿で座っていて、緊張で少し遅刻した女性に優しく「大丈夫ですよ」と言ってくれたそう。次は銀座で食事をしていて、会話が途切れがちに。そこで、女性から「好きなタイプの女性は?」とか「将来の夢は?」などと質問をしたところ、なんと!「女は黙って、空気みたいにいればいいんだ。君はさっきからレポーターみたいに質問ばっかりでうるさい女だ!」と言われたそう。体の大きな男性から強く言われ、本当に怖かったという女性。即刻相談所に通報し、その男性は強制退会になったそうです。
このように嫌なこともありますが、こんな経験も「自分に合った運命の人と出会うために必要なプロセスかも……」と考えてみては。ファイトです!
(オトナ婚活研究家・乙坂章子)