宇賀なつみ以上の厚待遇!?
テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが、7月31日スタートの連続ドラマ「真夏の少年~19452020」にレギュラー出演する。このドラマはジャニーズJr.の6人組ユニット「美 少年」が主演。高校生の彼らが、戦争末期のグアムからタイムスリップして現代に現れた日本兵・三平三平(博多華丸)と出会い、成長していくという青春コメディ。弘中アナは華丸が扮する三平の妻役を演じるという。
弘中アナのドラマ出演は珍しくない。「BG~身辺警護人~」の第1話にもゲスト出演しており、4月期の「M 愛すべき人がいて」、昨年4月期の「東京独身男子」、2018年の「未解決の女 警視庁文書捜査官」、さらに遡れば2014年の「TEAM-警視庁特別犯罪捜査本部-」と、何度もドラマに出演してきた。ただし、今回はゲスト出演ではなく、異例のレギュラーキャストということで“局アナの女優業進出”と話題になっているのだ。
「女子アナのタレント化が言われて久しいですが、弘中アナほどの特別待遇はあまり聞いたことがありません。ラジオみたいな番組をやりたいと企画を持ち込めば冠番組『ひろなかラジオ』(abemaTV)を作ってもらい、他局にも関わらず昨年8月には『オールナイトニッポン0』(ニッポン放送)でパーソナリティを務め、今年の1月にはNHKの『新春TV放談2020』に局の垣根を越えてパネリストとして参加しています。7月8日オンエアの『ノブナカなんなん?』では、弘中アナが女性誌のグラビア撮影をハシゴする様子に密着し、視聴者からは《アイドル気取り》なんて声もあがっていました」(女子アナウオッチャー)
こうした弘中アナへの下へも置かない寵遇には、これまでも局内から不満の声が上がっていたようだ。それが、このほど発表された秋の改編でさらに爆発寸前になったというから穏やかではない。
テレ朝は10月から、不定期放送だったバラエティ番組「あざとくて何が悪いの?」と「ノブナカなんなん?」をレギュラー化すると発表。いずれも弘中アナの出演番組で、前者は毎週土曜21:55から、後者は土曜22:25から放送される。つまり、土曜日の10時台は弘中アナが2番組連続で出ずっぱりとなる。このほか「激レアさんを連れてきた。」「太田伯山 悩みに答えない毒舌相談室」「かみひとえ」を引き続き担当すれば、秋以降のテレ朝の夜はまさに“弘中だらけ”になりそうなのだ。
「局アナをタレント代わりに起用して経費節減するのは常套手段ですが、ここまで1人に偏るのは極端すぎます。穿った見方をすれば、来年2月に30歳を迎える弘中アナが退社してフリーになる前に、散々働かせて元をとろうという上層部の意図が透けなくもないですね。この“弘中一極集中”編成を、上司である役員待遇の大下容子エグゼクティブアナウンサーが容認しているのか、気になるところです」(前出・女子アナウォッチャー)
弘中アナには、「あざとくて何が悪いの?」で共演する田中みな実に独立の相談をしているとの報道もあった。仮にレギュラーを持ったまま独立なんてことになれば、テレ朝アナウンス室に怨嗟の炎が渦巻きそうだ。