タレントの狩野英孝が7月30日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演。YouTubeチャンネルを今年1月に始めたことについて語った。
チャンネル開始当初、動画が全く話題にならず再生回数も伸びなかった狩野であったが、あることをきっかけに、再生回数が爆発的に伸びたという。
「今年4月に、狩野さんが『Dead by Daylight』というサバイバルホラーゲームを生配信したところ、狩野さんのコントローラに不具合があったのか、操作するキャラクターが意図しないところで武器を振り下ろすというアクシデントが発生したのです。狩野さんはキャラが斧(実際にはハンマー)を振るたびに『勝手に斧を振らないで!』『だから勝手に斧を振らないでってば!』『勝手に斧を振るな!』と律儀に連呼したため、配信を見ていたフォロワーは大ウケ。『狩野英孝 斧』がツイッターのトレンド入りしたというのです」(ネット系ライター)
それまで再生回数10万回程度で推移していた狩野の動画だが、この時の再生回数は初めて100万回を超える大ヒット。今ではチャンネル登録者数も40万人を超えるまでになったのだから、何が幸いするか分からない。
そんな中、狩野は、あるトラブルに見舞われていたという。
「深夜1時くらいに電話がかかってきて、パッと見たら登録されてない(番号)。2、3回かかってきて怖いなと思ってたら、1週間後くらいにスタッフさんからLINEが来て(貼られた)URLを開いてみたら、加藤紗里さんが『狩野英孝に電話してみた』でYouTubeに上げてたんですよ」と、元カノであるタレントの加藤紗里から突然電話がかかってきたという。この恐怖の真相にダウンタウンの浜田雅功は大爆笑、松本人志も身震いしながらドン引きの表情を見せた。
狩野はテレビの前の加藤に向かうテイで「勘弁していただけませんか!」とクレーム。続けて、ゲームの生配信の日時をSNSで告知したところ、生配信をしているタイミングで再び加藤から電話があったことを明かし、ゲームのチャット画面に「加藤の電話出ろ」というコメントが多数つく事態になってしまったこともぶっちゃけている。
「加藤さんはYouTubeチャンネルで、今年の2月と4月にも狩野さんに電話した動画をアップしています。着信音は鳴ったものの、狩野さんが電話に出ることはなかったのですが、その裏で狩野さんが恐怖に震えていたと思うとちょっと笑えますね」(前出・ネット系ライター)
狩野は続けて「配信していたゲームでは鬼から逃げ回っているけれど、実際には加藤からも逃げ回っていた」とオチをつけて笑わせ、松本が「斧さえあれば何とかなる」とボケると、狩野は(加藤に対しては斧を)「勝手にじゃなくて意識して振る」と斧を振るジェスチャーをつけて爆笑を誘った。
とっくの昔に別れた彼女から何度も電話がかかってくることほど怖いことはないが、狩野のYouTubeチャンネルがヒットしたウラには、元カノのおかげもあったのかも知れない。
(石見剣)