女優の篠原涼子が主演を務めるドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ)が、8月5日に最終回を迎えた。
「ハケンの品格」は、2007年に放送され13年ぶりに第二弾として復活。篠原涼子演じる、スーパーハケンの大前春子が、食品商社S&Fを舞台に、正社員相手にズバズバ切り込んでいく社会派コメディだ。
5日の最終回の終盤、初めての派遣切りを経験した大前春子が、かねてよりの夢だったという演歌歌手となって登場した。唐突な展開に驚きの声が上がるともに、篠原涼子扮する演歌歌手の風貌が“あの人”に似ていると話題になった。
「『ハケンの品格』の最終回では、小泉孝太郎演じる里中賢介が人生を賭けたコンビニプロジェクトを巡り、大前春子がAIと対決。シリーズを通して描いてきたメッセージ《働くことは生きること》を強く訴えました。グランドフィナーレで、初めて派遣切りに遭った大前春子は、食品商社S&Fを去り姿を消しました。そして1年後、かつての夢だったという“演歌歌手”の龍前寺アキ子となって現れたのです。ドラマ中、大前春子が演歌歌手になりたいという伏線が一切なかったため、SNSでは『なんで演歌歌手!?』『演歌歌手のハケンになったのか(笑)』などと驚きの声が続出。
さらに、演歌歌手・龍前寺アキ子の風貌が、黒を基調にした着物にわざとらしい関西弁だったことから、芸人の友近の持ちネタのひとつである“大御所演歌歌手・水谷千重子”にそっくりだとも話題になったのです。水谷千重子は“永遠の28歳”“友近の友人”を自称しているキャラで、CDデビューも果たしている、大人気の演歌歌手キャラ。『ハケンの品格』を観終わった視聴者からは『篠原涼子の演歌歌手姿が完全に友近』『いつか龍前寺アキ子と水谷千重子、共演してほしい』『最終回にしていきなり友近みたいの出てきてウケた(笑)』『友近のコントかと思ったらハケンの品格だった』など、多くの声が飛び交いました」(エンタメ誌ライター)
13年ぶりにおなじみのキャストで復活し、コント仕立ての演出ながら、現代社会の労働環境を問題提起した“お仕事ドラマ”「ハケンの品格」。最終回にして突如現れた演歌歌手・龍前寺アキ子の今後が観たいという声も多い。また13年後に、復活はあるか…?
(金宮炭子)