芸人の狩野英孝が、アンジャッシュ児嶋一哉の公式YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」に出演。活動自粛中の渡部建に復帰へのアドバイスを送った。
狩野が出演したのは、8月8日投稿された動画「英孝ちゃんが復帰の仕方について語ってくれたぞ。」。児嶋「(相方・渡部建の不貞報道があった時に)何十人何百人から連絡があったんだけど、一番最初に連絡くれたのが(狩野)英孝ちゃんなのよ」と切り出し、狩野に「どうやったら復帰できるの?」と相談した。
狩野は約4年前に起きた自身の6股報道に触れ、「(当時は)呼ばれたことがない番組が増えました」と逆に仕事が増えたことを告白。その際は謹慎には至らなかったが、一方で事務所や家族に迷惑をかけた事実はあったことを認めた。
しかし、6股騒動後に付き合った女性が10代だったという報道がなされ、「親戚とかにも紹介していたんですよ。ただこっち(6股報道)があって、またすぐこれはちょっと人としてもタレントとしても違うんじゃないかって時に事務所と相談して」といい、最終的に約半年の謹慎に至ったことを明かした。
また狩野は児嶋にメールを送った時のことにも触れ「同じタイミングで僕、渡部さんにもメールを送ってますから」と告白。児嶋は初耳だったようで、「どういう内容のメールを送ったの?」と質問すると、狩野は渡部が心配で「また一緒にお笑いやりましょう」と短文で送ったという。さらにその返信について狩野は「『自分の性格や人生を見つめ直したいと思います』みたいに、(自分の方が)後輩なのに敬語で返ってきて」と明かした。続けて狩野は「もう早く復帰してほしいですね、僕は。もうOKでしょ、と思います」と持論を展開して児嶋を苦笑させた。
さらに狩野は「復帰した時に『早いよ』って声もある中で『おかえり』って声もやっぱりありましたし、レギュラー番組でも復帰したけど、まだ使わないとかもありましたし。復帰したら復帰したでまた多分、いろんな問題が出てくると思う」「復帰したからヨッシャ!ってわけじゃないですからね。もちろん復帰してもずっと謹慎してた気持ちのままいきますから。何ならもっと怖いかもしれない。復帰が決まった時、復帰したくないと思いましたもん」と自身が謹慎からの復帰を経験した当時の葛藤も打ち明けた。
狩野英孝が復帰できたのはやはり、彼の“笑われてナンボ”の憎まれないキャラによるところが大きいだろう。渡部は全く違うタイプだが、復帰のためには大きくキャラを変える必要がありそうだ。果たして渡部は、狩野のアドバイスを生かせるのだろうか──。
(柏原廉)