お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが8月14日、インスタグラムを更新。“BKB”の愛称で知られる、お笑い芸人のバイク川崎バイクのショートショート小説集の書評を投稿し、大絶賛された。
川崎は新型コロナによる緊急事態宣言中、作品投稿サイト「note」にショートショートを連日アップ。それが評判を呼び、「BKBショートショート小説集 電話をしてるふり」として8月12日に発売された。noteに投稿した45作品に加え、書き下ろしの5作品が収録されている。
この本について、カズレーザーは「お世話になってる川崎さんの処女作」と書き出し、「知らない人に『何か面白い本ありますか?』と聞かれたら、この本を勧めたい。そんな最大公約数の面白さ。文章の巧拙を批判する人もいるのでしょうけど、1日1篇ずつ読んでも、50日間毎日気持ちが15gくらい軽くなって過ごせるなら、随分安い買い物です」と書評を書き記した。
カズレーザーの書評に対して、「書評上手!!欲しくなります!!」「文才ありますね~カズレーザーさんこそ、一冊出版されることを願います!!」「本の紹介コメントにしびれます」「カズレーザーさんが帯書いたらもっと売れそう!!」などと大絶賛のコメントが相次いだ。
「カズレーザーの書評は定評があります。16年11月放送の『お願い!ランキング1部』(テレビ朝日系)にカズレーザーが出演。年間200冊以上読むカズレーザーが話題の本を評価しました。たとえば、実録マンガの『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(永田カビ)については、『まさか風俗から前向きなストーリーが展開するとは思わないじゃないですか』と、誰もが興味を引くような感想を披露。読む気にさせる技術は超一流です」(文芸雑誌編集者)
書評だけでなく、カズレーザーの小説も読んでみたいものだ。
(石田英明)