暑い日が続きますが、食生活では“夏バテ”に配慮をしたいものです。そこで、夏バテの予防となるフードを集めてみました。
■うなぎ
「土用の丑の日にうなぎを食べると夏バテしない」といわれるように、医師の帯津良一さん、管理栄養士の検見崎聡美さんの共著「病気にならない食べ物事典 粗食が自然治癒力を高める」(PHP研究所刊)には、うなぎは滋養強壮、免疫力アップによい食べ物だと書かれています。栄養的には、良質なたんぱく質、ビタミンA、D、E、B1、B2を豊富に含みます。ただ、カロリーが高いので、食べ過ぎには注意したいものです。
■梨
イシハラクリニック院長である石原結實さんの著書「病気を治す食べ方、食べ物」(ベストセラーズ刊)によると、梨は夏バテする時期の食欲増進や疲労回復食材として役立つのだとか。果糖、リンゴ酸、クエン酸などの有機酸、ビタミン、ミネラル類、などをバランスよく含んでいます。
■インスタントで作るアイスコーヒー
医師の日比野佐和子さんの著書「これだけで若返りは可能です。 運動嫌いでも続けられる!男のエイジマネジメント講座」(東洋経済新報社刊)では、市販のインスタントコーヒーで作るアイスコーヒーは、夏バテ解消にいいと書かれています。これは、インスタントコーヒーには身体の老化を防止するナイアシンが含まれているからなんだとか。ナイアシンは糖質、脂質、タンパク質の代謝に欠かせないビタミン。アルコールが分解されるときに消費されるため、お酒をよく飲む人、とくに2日酔いの解消には最適ともいいます。イライラやだるさの解消にもつながるそうですよ。
夏バテ予防のため、これらを積極的に取り入れて夏を乗り切りましょう。