2016年8月に強姦致傷容疑で逮捕され、当時の所属事務所から契約を解除されていた俳優の高畑裕太が8月23日、自身のツイッターアカウントを更新。公式のホームページを開設したことを報告した。
仕事の撮影で訪れていた群馬県のビジネスホテルにおいて、当時フロントで勤務していた女性に乱暴をはたらいたとして逮捕された高畑。その後、不起訴となるも芸能活動を謹慎。公的な発信も控えていたが、「此の度、高畑裕太公式HP開設に伴いまして、過去に凍結させたTwitter、及びInstagramを再開する事と致しました」と綴った。
続けて、「この先の運営に関しましては、自身が関係した作品、活動に関しての投稿等をしていけたらと考えております。また現時点で次の活動に関してのお知らせはありません」と活動の再開を示唆するも、具体的な目処は立っていない様子。支えてくれる家族や友人らへの感謝の想いも綴り、「また0から、舞台、映像、その他の文化芸術の存続、発展に努められる様、自身の表現力の向上に邁進したいと思っております」と今後の目標について述べている。
最後には「何卒、温かい目で見守って頂けると幸いです。そして一日も早く、コロナウイルスの感染拡大、その被害の終息を願い、日々、パートに励もうと思っております」と締めた。
「久しぶりに自身の現状を伝えた高畑。アルバイトに励みながら芸能界復帰を目指していくようで、ツイッターのプロフィール欄には仕事の問い合わせ先として公式ページのメールフォームを紹介しています。ただ高畑は、昨年8月に東京・下北沢で上演された『さよなら西湖クン』で一度舞台復帰しており、この時も《いくら何でも早すぎるのでは?》《芸能界は甘い》などと集中砲火を浴びました。今回は事件から4年が経過しての“所信表明”となりましたが、世間からの風当たりは相変わらず強く、ネットには《引退してなかったんだ》《メンタル強いですね》《まじで無理》との声が続出しています。先日は未成年との不適切な関係により所属事務所との契約を解除された俳優の小出恵介が3年ぶりに日本での活動再開を発表していますが、これらの背景にはやはり、17歳モデルの“お持ち帰り”疑惑で活動自粛となった山下智久の騒動があるように思えます」(女性誌ライター)
事件により契約解除になった石井光三オフィスとは、いまだ繋がりがあるという高畑裕太。芸能界の重鎮である母親の高畑淳子の後押しを受け、完全復帰となるか。
(木村慎吾)