木村拓哉主演で昨年大ヒットした映画「マスカレード・ホテル」。期待される続編の制作スケジュールがなかなか決まらないようだと、8月25日発売の「週刊女性」が報じている。
「同映画は小説家・東野圭吾氏の人気シリーズが原作。小説では続編として『マスカレード・イブ』『マスカレード・ナイト』が刊行されており、映画でも続編を望む声は大きいようです」(映画ライター)
「週刊女性」では今年1月、長澤のスケジュール調整が出来次第、続編の制作に入ると伝えていたが、その後、続報は聞こえてこないのだ。何故なのか?
記事によると、長澤が続編をやることに消極的で、その理由は木村との距離感にあるという。長澤は映画の撮影中から木村の醸し出す雰囲気にプレッシャーを感じ、気疲れしてしまったとのことだ。同誌の取材に長澤の所属事務所は「大先輩ということで恐縮することはあったかもしれませんが、今後も一緒に仕事をしたいと思っています」と否定しているが…。
「確かに木村さんは独特の雰囲気を持った俳優で、若い俳優はそのオーラを“圧”に感じて必要以上に緊張してしまう、というのはありそうです。どちらかと言えば、木村さんはスタッフと仲良くなるタイプのようで、同作の撮影時には絨毯の掃除が大変なスタッフのために高級掃除機を2台差し入れしたことも話題になりました。長澤さんも『あの木村さんが掃除している姿が忘れられない。偉いなと思った』と話していましたから、そういう部分で気後れするところがあったのかもしれません。ですから、続編が進んでいないのは、長澤さんが嫌がっているということではないと思います」(エンタメ誌ライター)
じつは、「マスカレード・シリーズ」の続編は今年秋以降に撮影開始する予定だったが、コロナウイルスの影響で出演陣のスケジュールが大幅に狂ってしまったことが大きく影響しているのだという。長澤は現在、映画「キングダム」の撮影があり、年明けには映画「コンフィデンスマンJP」の続編の撮影も決まっている。「マスカレード」続編を撮影開始する余裕がないというのだ。
「仮に長澤さんが木村さんの事を苦手と感じていたとしても、そこは仕事ですから、立派に演じてくれるはずです。ただ、コロナウイルスだけは今後どうなるのか予測がつきませんからね」(前出・エンタメ誌ライター)
すべてはコロナ次第ということか。来年は「コンフィデンスマンJP」「マスカレード・ホテル」双方の続編で、長澤の演技を楽しみたいものだが。
(石見剣)