公開中の映画「糸」では父親役に、放送中のドラマ「MIU404」(TBS系)では知能犯役に挑戦している菅田将暉。特に「MIU404」では、ネイティブな関西弁を操りながら人当たりのいい笑顔を振りまき、平気な顔で命ある者をゴミのように抹消する冷酷さを持つ久住を演じ、最終回までの盛り上げ役としても期待されている。
菅田は8月26日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演し、自身の右目が左目よりもつり目であることから、鋭いキャラや不気味なキャラを演じる時は右顔を、温厚で柔らかいキャラを演じる時は左顔を見せるよう「推し面」があると告白。
特に振り返るシーンなどは、カメラ位置が左右どちらにあるかを確認してから身体をねじると明かしたため、ネット上では「菅田将暉、そんなことまで計算してたのか」「確かに菅田くんの目って右と左で全然印象違うからね」「左右非対称の顔を長所に変える菅田将暉」など、感心する声があがっている。
「自分からカメラ位置を変えてもらうことはないと言っていた菅田ですが、8月21日放送の『MIU』第9話を見返してみると、鈴鹿央士演じる成川岳を手なずけているシーンでは自身の左顔、成川(鈴鹿)からの助けを求める電話を笑顔で拒むシーンでは右顔を見せ、確かにきっちりと“推し面”を操っていました」(芸能ライター)
菅田が役者として重宝される理由は、こうした自身の強いこだわりを貫いているからなのかもしれない。