少年隊の東山紀之が、12月7日から公演される舞台でドラァグクイーン役に挑戦することが明らかになった。
この舞台は、演出家・宮本亞門が手がける「チョコレートドーナツ」。1979年のウェスト・ハリウッドを舞台に、ゲイの男性が育児放棄された障害を持つ子供を育てていくという実話をもとにした物語。ここで東山はシンガーを夢見ながらショーパブで働くドラァグクイーンのルディを演じ、俳優・谷原章介演じる地方検事・ポールとともにゲイカップルとして子供を育てる姿を熱演する。
舞台は東京・PARCO劇場をはじめ、長野や仙台などでも上演される予定で、ネットでそのビジュアルが公開された。東山の姿は、ショートカットのウェーブヘアに肌を露わにした赤い衣装、同じく真っ赤な口紅を引いたバッチリメイク。この写真を見たネット民からは、美輪明宏の若い頃にそっくりだという声が上がっている。
「美輪明宏は17歳の時に銀座のシャンソン喫茶で歌手デビュー。そこで作家の三島由紀夫に『天上界の美』と絶賛され、以来マスコミから『神武以来の美少年』と評され一世を風靡しました。今回の東山のビジュアルは、確かに当時の美輪の美貌に迫るものがあります。東山は2011年に出演した蜷川幸雄演出の舞台『ミシマダブル』の『サド公爵』にて、背徳の人・サド侯爵へ身も心も捧げる夫人・ルネ役を演じて女装しています。この時は金髪のウィッグに豪華なドレス姿で登場。ジャニーズ事務所の後輩・生田斗真がその妹役を演じ、2人で美しい女装姿を披露しました」(スポーツ紙記者)
当時の東山の女装姿も話題になったが、今回の「チョコレートドーナツ」では、それをはるかに上回る色気がある。今やジャニーズの大御所タレントともなった東山。そんな彼が披露する性別を超越した演技は必見だ。
(窪田史朗)