あなたは占いが好きですか? 「そんなの信じていない」と思っていても、占い結果を見るのは「ドキドキ、ワクワクしてしまう……」というのが本音ではないでしょうか。
立正大学教授の齊藤勇さん監修「面白いほどよくわかる!『女』がわかる心理学」(西東社刊)には、占いを信じる心理は、アメリカの心理学者フォアによって解明されていると書かれています。
同書によると、占いでよく使われる、「あなたはこういう実力を秘めています」「あなたは奔放に見えて、実は前向き~」「あなたは本当は寂しがりやな面も」など、「実はあなたは」「~に見えて、本当は」といった深層を探っているような言葉は、多くの人に当てはまるような一般的な記述のため、ほとんどの人が「当たっている」と感じてしまうのだそうですよ。
要注意なのは、とくに信じやすい人がいるということ。そのような人は自己評価が低く、他人への同調性が高い人なんだそう。占いが「めちゃくちゃ当たっている!」と思ったら、一度冷静になってみたほうがいいかもしれませんね。