女優の遠野なぎこが9月9日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、法律違反の薬物所持の疑いで逮捕された伊勢谷友介容疑者を痛烈にこき下ろしている。
歯に衣着せぬ物言いで知られる遠野。今回、その毒舌のターゲットとなったのは伊勢谷容疑者で、「この人は一番ダサい生き方をしていると思います」と切り出すと、「(違法薬物を)やってそうで普通にやってるって…なんの意外性もないダサい生き方をしてると思います」と独自の見解を示した。
また、「今、日本で違法なわけだから、逮捕されちゃうって分かってて手を出すってところが、この人の幼児性なのか…」と伊勢谷容疑者の軽率さにも言及。続けて「容姿に恵まれて、お芝居ができて、学校の学長かなんかやられてたでしょ? そういうことで『なんでも出来ちゃう、オレ』みたいなところで(自分に)酔ってたんだと思うんですけど」とも述べ、俳優の枠に留まらないマルチな活動を展開する伊勢谷が自己陶酔していた可能性を指摘している。
さらに遠野は「お芝居もそうだし、ドラマ、映画、学校も含め、どれだけ多くの人に迷惑がかかるってことを考えていない無責任さに、私は心から軽蔑します」と最後まで厳しく糾弾していた。
「こうした遠野の辛口評論は今に始まったわけではありませんが、薬物所持と直接的な関係があるわけではない伊勢谷の教育事業まで引き合いに出し、“自分に酔ってたと思う”とまで言い放ったのは行き過ぎだったかもしれません。また、犯してしまった罪を咎めるならまだしも、その生き方がダサいといった辛辣な言及についてもネットでは『遠野さんの生き方も大分ダサいけどね』『事件があるといつもご意見番みたいに偉そうに言うけど、なぜか説得力ない』『すごく上から目線で不快』との反発が殺到。逮捕されたことへの批判だけでなく、生き方や教育事業に関してまで憶測で語る遠野のコメントはやり過ぎであるとの感想を抱く人が多いようです」(テレビ誌ライター)
遠野は2019年末に女優の沢尻エリカが薬物騒動で逮捕された際にも、沢尻の役者としての実力について「才能なんて無いですよ。私、この人をうまいと思ったこと一度もありませんから」とバッサリ。
今やその毒舌っぷりは遠野の十八番となっている節があるが、同時に彼女への反感も高まり続けているといえそうだ。
(木村慎吾)