9月6日に放送されたドラマ「親バカ青春白書」(日本テレビ系)第6話では、主演を務めるムロツヨシが1話限定で監督も務め、やりたい放題の演出ぶりに注目が集まっている。
「このドラマは、ムロ演じる小説家の小比賀太郎(通称ガタロー)が、最愛の妻・幸子(新垣結衣)を亡くし、男手ひとつで育てた愛娘・さくら(永野芽郁)と同じ大学に通いキャンパスライフを満喫する青春ホームコメディ。ムロはこのドラマでGP帯の連ドラ初主演。しかし、コロナ禍による影響から福田雄一監督が全話監督を務めることが難しくなり、これまで舞台で福田作品を演出したこともあるムロに白羽の矢が立ったようです」(制作会社関係者)
第6話では、なぜか大学で仲のいい仲間たちがガタローとさくらの暮らす家に全員集合。シェアハウスのような状態になるといった展開。そんな中、番組放送終了後、ムロ自身が感想を募集したところ、600件以上のコメントが寄せられるなど話題沸騰となったようだ。
「中にはガタローの家の中で『カメラを止めるな』を思わせる10分にも及ぶ長回しシーンも登場。ラストシーンでは、ムロ演じるガタローが大学のクラスメート・美咲(小野花梨)と衝撃のキスシーンを演じるなど、ムロ自身もやりたい放題でした」(芸能ライター)
しかし、ラストシーンよりも大きな注目を集めたのは、何と言ってもエンディングシーン。
「若かりし頃のガタローと妻・幸子のプロポーズなどキュンキュンシーンが満載。ゆずが歌うテーマ曲『公私混同』そのものの展開に、さすがに福田監督からも『新垣結衣、撮りすぎじゃねぇか!』とお叱りを受けたようです。しかし、ガッキー満載のエンディングには『ファンサですね』『結衣ちゃん沢山ありがとう』などの視聴者からは感謝のコメントが殺到しています」(前出・芸能ライター)
新垣は2018年10月期の主演ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系)以来、連ドラ出演は2年ぶり。新垣の登場を心待ちにしていたファンからは、出演シーンが少なすぎることへの不満が爆発。これでファンの溜飲も、少しは下がったのかもしれない。
(窪田史朗)