「サラリーマン金太郎」(TBS系)、「特命係長 只野仁シリーズ」(テレビ朝日系)などのドラマで知られる俳優の高橋克典。9月24日に放送された「庶務行員・多加賀主水5」(テレビ朝日系)では、銀行の雑用係でありながら悪と闘うヒーローを熱演した。同ドラマは2017年から放送され、今回が5作目。高橋の新たな代表作として注目を集めている。
9月29日発売の「フラッシュ」では、同ドラマのロケ風景をキャッチ。真面目なスーツ姿で銀行の庶務行員らしさを漂わせるあたりは、さすが高橋、抜かりはない。雑用係も板についているが、役者人生では雑用係をクビになった過去もあった。
「芸能界で付き人は雑用係のようなもの。高橋は1991年に亡くなった俳優・上原謙さんの付き人として芸能界に足を踏み入れました。ところが、3日でクビになったことを17年放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で告白。あるショーの稽古中、高橋は主役だった女優を“お弁当屋のおばさん”だと間違え、『ご苦労様』と声をかけてしまいました。しかも、その女優が楽屋に入ったところ、高橋は楽屋荒らしだと勘違いして“不審人物がいる”と騒ぎ、稽古をストップさせてしまったのです。この騒動が原因で、高橋は付き人を3日でクビになったとのこと」(芸能記者)
そんな高橋だが、プライベートでうれしい出来事があったという。
「小学6年生の息子さんが運動会で一等賞をとったことを喜んでいました。9月28日のブログで、これまで2位が最高だったのが、ぶっちぎりで一等賞に輝いたことを報告しています」(前出・芸能記者)
高橋も息子も雑用係ではなく、ヒーローが似合うようだ。
(石田英明)