“小ネタ”で知られるスポーツジャーナリストの増田明美さんを10月1日発売の「週刊新潮」が絶賛。一方、元フィギュアスケート選手の浅田舞、安藤美姫はダメ出しをされた。
記事の概要はこうだ。女性アスリートにとってセカンドキャリアは大事だが、浅田真央の姉の舞と、安藤の評判はいまひとつ。スポーツ解説を務めていた舞は語彙力不足で喋りが覚束ない上、タレントとしても妹の真央とセットでなければ視聴率は取れないと、テレビ局幹部の弁を載せていた。また、安藤はテレビで7歳の長女を初めて顔出し公開するも、私生活の切り売りとの誹りも受けているとのこと。
その点、増田氏はさまざまな陸上競技で選手のトリビアを披露する小ネタが好評だ。スポーツ解説者として、セカンドキャリアで成功している数少ない人材だという。ところが、弘法も筆の誤りか、得意の小ネタで失敗したこともあったようだ。
2015年12月放送の「村上信五とスポーツの神様たち」(フジテレビ系)に出演した際、増田氏は競技中継で陸上選手の木崎良子のプライベートを暴露してしまったことを明かした。事前に木崎選手の監督を取材し、彼女には高校時代から付き合っている恋人がいるという情報を入手。そのことをロンドン五輪の選考を兼ねたレースの解説で紹介したところ、レース終了後、木崎選手の監督から激怒されたという。増田氏は良かれと思って紹介したが、実はオフレコだったようだ。
「NHKのアナウンサーに完無視されたこともありました。17年の『週刊ポスト』が伝えています。リオ五輪の女子5000メートル予選でスタートから飛び出した上原美幸選手が2位集団に追いつかれるも、そこから粘ったときのことでした。増田さんは上原選手がキーホルダーを集めるのが趣味で、一番好きなのは焼き鳥のねぎまのキーホルダーであるという小ネタを紹介したのです。そして、『なぜかというと、ネバーギブアップ、ネバギバ、ねぎま!』と理由を説明。しかし、NHKのアナウンサーはあっさりスルーしたそうです」(スポーツ紙記者)
あの増田氏ですら苦い経験をしているのだから、浅田舞と安藤美姫にも頑張ってもらいたいものだ。
(石田英明)