お笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志が10月3日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に出演し、相方・亘健太郎がバイトを始めたことを明かしている。
先週に続き、番組には今最も旬な女性トリオ・ぼる塾が登場し、様々な先輩芸人からお笑いの世界を生き抜く為のアドバイスや説教を受けた。村上はブレイク中のぼる塾に「どうしても言いたいことがある」とし、「ブームに乗っかるのは危険。売れたら消えちゃうんです」と忠告。
お笑い第七世代にカテゴライズされ、結成わずか1年目のぼる塾があまりのスピードで売れまくる現状について懸念を示した村上。続けて、「俺の相方で亘っていうのがいるんですけど…バイトしてます」とぶっ込み、フルーツポンチとしての窮状を明かした。
「フルーツポンチは吉本興業のNSC東京10期生で、同期にはオリエンタルラジオやはんにゃ、トレンディエンジェルといった豪華メンバーがひしめく“華の世代”です。過去には『ピラメキーノ』(テレビ東京)や『爆笑レッドシアター』(フジテレビ)などのレギュラー番組を抱え、女性からの人気も高かったフルーツポンチですが、最近はテレビに出ても村上のピン出演が多い。これがコロナ禍によるものなのか、単純に彼らの人気の問題なのかは分かりませんが、ネットでは『家族を養う為にバイトして何が悪いの?って感じ』『コンビ愛が少しでもあれば、こんな事を暴露しないでしょう』『守るべき家族や生活がある。相方なら相方の辛さとか分かるでしょ。それをネタにしたりするのは最低』と妻と子供の為にバイトに励む亘への同情票が殺到。また、それをネタとして暴露した村上への非難も出ています。村上は過去に宴席での先輩への言葉遣いが悪いとして有吉弘行からキレられたこともありますから、亘をネタにしている場合ではないかもしれませんよ」(テレビ誌ライター)
コロナ禍により、大勢の芸人が一堂に会するような形式の撮影は敬遠され、一つの番組に呼ばれるタレントの数が絞られているのが実情。村上によれば、亘のバイトは“プールを壊して埋める”というもので、肉体労働に汗を流しているという。フルーツポンチの“冬の時代”が一日も早く過ぎ去ることを願うばかりだ。
(木村慎吾)