コロナ禍で多くの人々の行動や意識が変化したといわれますが、専業主婦はどのように変化したのでしょうか?
ある女性専用掲示板では、コロナの影響が出始めてから「行動範囲がいっそう狭まった。スーパーや近所の店に行くくらい」「家事が増えた」「旦那が家にいることが多くてストレス」などの投稿が目立ちました。でも、このようなマイナスばかりではなかったようです。
「夫が在宅勤務になったので、夫と一緒にご飯を食べたり散歩したりする時間が増えた。不謹慎ですがうれしい」「もともと遠出も好きじゃないので、外出自粛はまったく苦じゃない」「外出しない、洋服を買わないので、貯蓄が増えました」「家で作る手芸作品やお菓子の腕が上がりました」など、プラスの面もあるようですね。
ジェイアール東日本企画のイマドキファミリー研究所が実施した『コロナ禍におけるパパママの意識・行動変化』に関する調査によると、コロナ禍前(1月頃)と現在(6月実査時点)を比べた意識変化では、「家族みんなで過ごすことの大切さを改めて感した」「子どもの成長を見る機会が増えて幸せを感した」などが、共働きママ・専業主婦ママいずれも高水準だったものの、専業主婦ママでは、「生活全体的にストレスが増えた」が72.2%と高い割合となっていました。
専業主婦は、家族との時間が増えたこと、行動範囲が狭まったこと、家事が増えたことなどが影響し、変化はありつつもメリットも少しばかりはあったようです。