10月14日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に出演したアイドルグループ「A.B.C-Z」の地味さに、視聴者が驚きを隠せなかったようだ。
この日はメンバー5人の中から橋本良亮、河合郁人、塚田僚一の3名が登場。デビュー9年目ながら「なかなかブレイクしないんすよ」(河合)という現状についてのアドバイスを受けることに。そんなA.B.C-Zに対して、複数の評論家から厳しい言葉が投げかけられていた。
「心理評論家の植木理恵氏からは『あまり関心が持てないんですけど』と突き放され、グループとしての悩みを告白しても『ただのボヤキにしか聞こえない』とピシャリ。カメラの前のファンに向かって感謝の一言を述べた場面では、共演のEXITやブラマヨから『町内会の挨拶みたい』『親戚のおばさんのビデオレター』と揶揄され、印象評論家の重太みゆき氏も『残念ながらアイドルが一人もいませんでした』と切り捨てていましたね」(芸能ライター)
さんざんな言われようのA.B.C-Zだったが、27歳で最年少の橋本に対しては、まだポジティブな声が出る場面もあった。それに対して「SASUKE」(TBS系)や「逃走中」(フジテレビ系)など数々のバラエティ番組で活躍し、グループ内では知名度の高い塚田に対しては、視聴者からも辛らつな声があがっていたというのである。
「金髪がトレードマークだった塚田ですが、この日はガラッと変わった黒髪に。来年放送予定のドラマに合わせて8月には髪を染めていたのですが、ほとんどの視聴者にとっては初見であり、普段は見慣れないジャケット姿もあって《このオジサン、誰?》《社会科の先生みたい》といった声が続出。なかには《地味だから、髪染めたほうがいいんじゃない?》と指摘する小学生女児もいたそうで、黒髪に戻したのは失敗だったのかもしれません」(前出・芸能ライター)
それに加えて視聴者を驚かせていたのが靴のチョイスだ。足首より上はグレーか茶色ばかりなのに、足元だけは本気モードの白っぽいスニーカーを履いており、その組み合わせはまるで昭和の教師さながらだったのである。
「ジャケットに合わせるならせめて黒系のスニーカーにすべき。隣の河合も決してアイドルらしくはなかったものの、衣装の着こなしはいかにも芸能人らしく、イケメン系のお笑い芸人と言われれば納得の仕上がりでした。それに対して塚田は自らダサさを求めていったかのような着こなしで、アイドルどころから芸能人らしさすら感じさせなかったのです」(前出・芸能ライター)
番組中には生まれ変わったら女性アイドルになりたいと告白し、共演者をドン引きさせていた塚田。しかしこの衣装センスでは、女性アイドルになったとしても相当ヤバい服を選んでしまいそうだ。
(白根麻子)