「節約に取り組んでかなり食費を減らしたけれど、もう少しなんとかしたい……」という人も多いと思います。そんな場合は次の3つをヒントに、変化を起こしてみてはいかがでしょうか。
■冷蔵庫の食材だけでできる料理を考える
「冷蔵庫の食材が少なくなったから、何かを買い足さなきゃ」と、買い物に行ったついでにあれこれ見つけて予定外のものまで購入し、結局食費がかさんでしまっていませんか。でも実は、冷蔵庫にある残り物だけで、立派なおかずができることもあるんですよ。
残っている食材をヒントに買い足す食材を考えるのではなく、残っている食材だけで作れる料理を考える習慣をつけると、全く買い物をせずに済む日をつくりやすくなります。例えば、ニラはないけどひき肉と白菜が残っているので、「白菜入りの餃子にアレンジ」というようにです。思いがけず料理の幅が広がることもあります。
■いつもと違うスーパーに行ってみる
「行きつけのスーパーが一番安いと思っていたけれど、肉に限っては別のスーパーの方が新鮮なのに安かった」「たまるポイントを考慮すると、まとめ買いの場合はこっちの方がお得」というように、新しい世界に飛び込むことで新しい節約方法と出合うことがあるかもしれません。
これまでと異なる商品が目に入るようになり、安くて美味しいメニューの幅が広がることも。スーパーでの購入品がマンネリ化すると大きな変化を起こしにくいですから、環境を変えててみるのも一つの方法です。
■目標を小さく調整する
これまで月に6万円かけていた食費を急に3万円に切り詰めるのでは、我慢が多くて前向きに取り組みにくいもの。でも、6万円を5万円にすることなら、すべき努力が減って達成しやすくなります。月5万円の食生活に慣れたら次は4万円にチャレンジするなど、スモールステップに変える方が最終目標達成までの道のりが短くなる場合があります。
筆者の場合、お弁当用に購入している冷凍食品を保険にして、冷蔵庫の中に残っているものだけで料理する日を作ることで、買い物を減らすことに成功しました。ぜひみなさんも、“あとちょっとの節約”にチャレンジしてみては?